おじいちゃん逆さです、の巻 [日録]
久しぶりのブログ更新です。
日々多用で気ぜわしかったこともありますが、なんだか記事執筆の意欲がわかなかったせいもあります。
というのも、前回記事の最後に書いた10月27日投票の総選挙の結果。それなりに当たらずとも遠からずの「まとめ」はしておいたつもりですが、どうにも釈然としない思いがつきまといます。日々の生活費のやりくりに呻吟する庶民の金銭感覚をあざ笑うかのような裏金まみれの自公政治に,国民の厳しい審判が下されたことは、全く道理のあることでしょう。では、その変換をはかるために、どの勢力と手を携えるか、というとき、若者や現役世代は、こぞって「国民民主」に期待した・・・というのがどうにも納得できません。
政治に関心の薄い人々にも身近でわかりやすい、「手取りを増やす」「年収103万円の壁」に絞った政見アピールが功を奏した??都知事選における「石丸現象」に倣い、SNSを駆使して浸透を図った??などなどの指摘に、うなずかされる点はあるものの、国政全般に着いての態度はどうなの?という思いが消せません。すでにとっくに「第2自民といわれてもいい」と本音は漏らしておられるが、素人目に見て閣内に取り込まれることに「うまみ」はないでしょうから、今若者や少なからぬ国民から得た期待に、どんな立ち位置で対処していかれるか、見守りたいところです。特に、軍拡と日米同盟強化優先、社会保障切り下げの大路線にどう対応なさるのか?注目です。
アメリカ大統領選挙の結果も、気鬱を募らせます。遠くから眺めると、核廃絶にも地球温暖化対策にも抵抗し、野蛮な人種差別、女性差別を振りかざす、唯我独尊のならず者トランプがここで復権するなど信じがたい思いが否めませんが、イスラエルべったり、国際紛争解決能力に乏しいバイデン政権の外交姿勢は、従来民主党支持が強かったアラブ系国民をも幻滅・離反させ、労働者層の生活不満は、移民排除・アメリカファーストのトランプに幻想を抱かせる要素となっているといいます。すべからく、歴史は一筋縄ではいかぬもの、と達観してみようとはするのですが、今そこにある緊迫した危機を思うとき、こころ穏やかではいられません。
10月の終わりになって、やっと秋を感じるようになりましたね。
最近カメラ散歩もお留守になっています。用事があって出かける際に鞄に忍ばせたポケットカメラで、街の様子をスケッチしてみました。
RICOH GXRにA12ライカマウントというレアなレンズユニットを装着し、それにこれまた超レアなマニュアルレンズTAMRON 28-70mm f1:3.5-4.5なるオールドレンズをつけて歩いてみました・・・・。
11月に入って、連休初日、11月2日(土曜)はまとまった雨が降り、退屈を持て余した小四孫を連れて、倉敷ライフパーク「科学館」で人遊び。入場料小学生は100円、高齢者は無料です。そして駐車料金もなし。思えば絶好の穴場スポットです。
友達や兄弟と一緒に来れば最高なのでしょうが、それでもそれなりに楽しく時間をすごしていたようです。
雨で肌寒いけれど、 ソフトクリームの看板が目に入り、ソーダ味をチョイス。満足満足。
11月3日文化の日は、日本国憲法が交付された日。そして4日は振替休日で、三連休でした。連休後半になってだんだんと晴れ、4日(月)は、保育園児から高校生まで、従兄弟姉妹、そしてパパママも一緒に公園に遊びに出かけました。日射しが強く、この日もアイスクリームがよく売れていました。
そんなこんなで、立冬も過ぎ、寒さが応える季節になりました。
我が家でも、こたつとストーブが登場しました。
11月8日(金)午前、岡山駅西口「さんすて」で、「年金一揆」がとりくまれました。
主催は「年金者組合」。
「年金者組合」については、最近ではこの記事で触れました。
また、年金一揆についても。過去に何度か書いています。
悪いマクロと良いマクロ?の巻
イッキイッキ!の巻
マクロスライド?なんのこと?---消えた傑作の巻?
「年金裁判」は何に貢献するか?の巻
今年の年金一揆は、集会とデモというスタイルではなく、通行人に署名を訴える行動が主でした。
年金支給日にあわせて、商店街で行っているいつもの署名活動でも、なかなか反応は鈍く、特に若者や現役世代の対応が良くないという印象がありますが、、それでも毎回10人前後の署名協力を得られるのが常なのですが、この日は署名ゼロでした。せわしく道を急ぐ人が通行する駅前通路ですので、チラシを受け取る人もまばらで、拒絶感をあらわに通り過ぎる人が目立ちます。若者・現役世代と高齢者との世代間分断攻撃の影響もあってか、世代間の分厚い壁のようなものをひしひしと感じさせられる思いがします。その壁をどう取り払い、共通の願いに気づいてお互い様の思いで手を組み力を合わせていくためには、どうしたらよいのか、悩まないではいられません。
今日9日(土)は、地元九条の会の恒例の「九の日行動」。スタンディングアピールの行動にも、防寒の用心が必要になっていきます。
今回は、こんなプラカードを作りました。
これでは余りに堅苦しいので、もう少しソフトなものも用意したいなと、ネットで探したら、こんなものを見つけました。いずれも、「新日本婦人の会」のホームページにダウンロード利用を前提に掲載してくださっているポスター図案です。
まず、一番上に紹介した文字の多いプラカードを、A4四枚に拡大して印刷。前回のスタンディングで使った段ボールの台紙に、貼り付けました。それだけでは素っ気ないので、裏にポスター図案を拡大印刷して貼り付けたかったのですが、なぜかA42枚の大きさにしか印刷することができません。仕方がないので2種類を縦に並べて貼り付けて完成。今日のスタンディングに臨みました。
冷え込みは厳しいけれど、空は青空。清々しい気分でスタンディングアピールを続けます。頃合いを見て表を見せたり、裏を見せたり、気分転換をしながらのスタンディングです。
すると、、、、赤信号で停車している車の助手席の窓を開けて、若い女性が声をかけて来られます。何事か分からずきょとんとしていると、「おじいちゃん!」「そこの一番端のおじいちゃん!」・・・どうやら私に呼びかけておられるらしいと気づいたところで、「ポスターが上と下が逆さまになっとるで・・・」
「新日本婦人の会」HPから借用した図案を縦長に貼り付けた麺を道路から見えるように掲げていたのですが、それがどうやら上下逆向きだったようです。赤面。感謝して直させていただくと、柔らかい笑みが返ってきました。運転しておられる男性もにっこり。ちょっとした心の通い合いが、心に温かい灯をともしてくれました。
「おじいちゃん!」だけは余計ですが・・・’(笑)。隣でスタンディングしていたQさん。Hさんは「客観的事実ですから」と、慰めとも引導とも着かぬお言葉を寄せてくださいました(笑)
今日はどういうわけか、その後も何台か、手を振って通り過ぎる車、わざわざ窓を開けて「頑張ってください」と声をかけてくださる車、深々とお辞儀してくださる車が、いつになく多かったのは、うれしいことでした。
ひょっとしてこのわかりやすいプラスターのおかげかとも推察しています。
今日は、小四の孫の「学習発表会」があるということで、スタンディングを半分ほどの時間で失礼させてもらい、小学校へ駆けつけました。
ここでは、学童保育のお迎えに行っても、いつも「おじいちゃん」と呼ばれております。それが客観的事実に相違ありません。
今日はこれにて、
国民民主の大躍進
解せませんね。
なんで、国民はここまで考えもなしに
甘言に釣られるのだろうと思います。
一昔前前まで
馬鹿の一つ覚えで「トリガー・トリガー」
今度は「103万円」
「NHKをぶっ壊す」と同じ類であるのに
何故、本質を見ないのだろうと思います。
もう少し考えて投票して欲しいですね。
ああ~残念。こんなことの繰り返しばかりです。
by 八犬伝 (2024-11-11 12:01)
八犬伝 様
全く同感です。
>こんなことの繰り返し
もう何十年も、ですよね。一度だまされたら気づきそうなものですのに・・・・。でも、若い人たちにとっては、過去のいきさつは考慮の外かもしれませんが・・・
by kazg (2024-11-11 20:44)