「暑さ寒さも彼岸まで」という言い習わしを、さすがに侮れないと思ったのは。おとといと昨日のこと。でも今日はまた暑さのぶり返しです。

毎年この季節には郷里の裏山の栗の木や、山畑周辺の彼岸花を話題にしています。

例えばこんな記事。

彼岸のころのえとせとら(2014-09-22)

今日、22日(月)は、入院中の父親の見舞いに片道70kmのドライブ。

途中、母親が、いつものお薬を貰いにかかりつけ医に立ち寄りましたので、待ち時間、その周辺を散歩してみました。

彼岸花(曼珠沙華) のある光景をたっぷりたんのうしました。

(中略)

父親は、大腿骨骨折の手術後2週間になりますが、徐々に回復して、歩行器での移動も慣れた由。
今日のリハビリの後には、歩行器の種類がワンランクアップするそうで、自立歩行に一歩(文字通り)近づくことになるようです。

ちょうどお彼岸のこととて、形ばかり墓参りもし、お墓のちょい先にある裏山の栗の木をのぞいてみました。

この丹波栗は、私が子どもの頃、ここにあった畑に、苗を植えた記憶があります。それが、道路造成で土地の一部を供出し、畑の面影は無くなって雑木林栗の木も何本かは切り倒したそうですが、残りが大きな栗のでは大木になっていて毎年たわわに実をつけます。

熟すと自然に実が落ちて、拾うことが出来るのですが、どっこい、ご用心。夜の間にイノシシが食べてしまいます。

ですので、明るいうちに拾っておかなければならないのですが、父親の入院で、今年はそれが出来ません。

というわけで、少しだけ拾って帰りました。

毬栗(2014-09-23)

台風が接近しているようですが、今日は強い陽射しの秋晴れ。

昨日持ち帰った栗のイガを割って、中から栗のみを取り出すのが、一苦労でした。

鮮度抜群のこの栗の実、ナマで囓ってみても、独特の歯ごたえで、ほんのり甘味もあって美味しいです。イノシシが見逃さないわけですね。

畑仕事と栗拾い、の巻(2018-09-24)

秋雨前線の影響もあって、曇り時々雨の天気。久々に中学生のスケジュールが空いたので、孫三人と郷里の畑仕事と栗拾いに行ってきました。

墓地に近い畑です。

あちらにもこちらにも、燃える紅さでヒガンバナが咲いています。

行き帰りの車の中から、稲穂の稔る棚田や苅田の畦を真っ赤に彩るヒガンバナが目に飛び込みますが、ちょっと停車して撮影というわけにも行きません。畑仕事の合間にも、撮影しておきたい景色は、もっとたくさんあったのですが、畑の耕耘や栗拾いの作業を終えてから、と思っているうちにやや強い雨に遭い、諦めました。

さて、栗拾いの首尾はというと、夜のうちにイノシシが貪り尽くしたあとで落ちたものを拾うことになりますから、大した量は期待できません。


私が小学生の頃に苗を植えた栗の木ですから、相当な樹齢で、見あげるほどの大木になっています。

熟して口が開きかけた毬もあるので、竿が届く限りは叩いて落としますが、とても届かない高さにもなっていますので、自然落下を待つしかありません。イノシシに奪われないタイミングで、日中に落ちてくれることをいのるばかりです

持ち帰った収穫の一部です。

あれから、年月は経ち、昨年、老父は95歳で没し、郷里では91歳の老母が一人暮らしをしています。週一回ペースで訪問していますが、孫たちも、成長に伴って、それなりに忙しく、めったにつき合ってはくれません。何より、今日は平日ですので、いつものように私と妻の二人で訪問。買い物や、畑仕事などのついでに、わずかの栗と、庭の柿を収穫して帰りました。

耕運機をかけた畑の畦に咲く彼岸花を写しておきました。

こんなキノコが大きく育っていました。

鳥も昆虫もなかなか見分けられませんが、キノコはさらに難しいです。思い切って食べてみる、というわけにも参りませんから。

今日のおまけです。

今日はこれにて。