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霧深し、の巻 [日録]

久しぶりの更新です。

早起きして、町内一周ドライブの途中、カーラジオから「今日は何の日?」の話題が流れてきました。聞くともなしに聞いていますと、「1952年の今日」とありました。私の生まれ年です。はて、何だったかなと耳を傾けると、「サンフランシスコ講和条約」発効の日でした。そうでした、今日は4月28日、「ヨンニッパ」の日でした。うっかり日付をわすれていました。

吉田茂以来、歴代日本政府は、この条約をもって日本が独立を回復したと称して、アメリカへの従属が今も日本と日本国民に困苦を強いている元凶であることを隠蔽し続けてきました。

そう言えば、この日を「主権回復の日」と命名したのは。あのアベさんでしたっけ。「ウィキペディア(Wikipedia)」にこうありました。

主権回復の日(しゅけんかいふくのひ)は、2013年(平成25年)に第2次安倍内閣が定めたもので、4月28日に当たる。

〔概要〕
1952年(昭和27年)4月28日に、日本国との平和条約(サンフランシスコ平和条約)が発効し、第二次世界大戦終結(日本の降伏)の1945年(昭和20年)9月2日以降、連合国軍占領下により停止状態にあった日本の主権が回復した日付に基づく。

いわゆる「記念日」ないし「国民の祝日」ではないため、カレンダーには掲載されていない。

日本の完全な主権回復と国際社会復帰60年の節目を記念するための日本政府主催の記念式典「主権回復・国際社会復帰を記念する式典」を開催することが、2013年3月12日に第2次安倍内閣において閣議決定され[1]、2013年4月28日に憲政記念館で行われた。

日本会議派の旗手、国際勝共連合と一心同体と天下に知られたアベさんさえも霞むほどに、岸田内閣は卑屈なまでのアメリカ言いなり・従属ぶりを発揮して、そのことによって政権の維持存続をはかりながら、「異次元の」軍拡と戦争国家作りをエスカレートさせています。

朝のNHKラジオ放送では、この条約によって、沖縄や奄美は日本から切り離されたことも指摘。日本復帰するまで27年間米施政権下におかれ、日本国憲法が適用されず、過酷な人権蹂躙、過重な基地負担など強いられる発端となったこの日は、沖縄では「屈辱の日」と呼ばれていることもサラリと紹介していました。

濃い霧の中を朝日が昇り、初夏の気配を感じる朝でした。

今が旬で、毎日採らないと持て余すほどのエンドウを収穫しに、ちょいと畑まで足を伸ばしました。

車に載せていたコンデジpentaxx5で写した画像がこれ。

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同じく車に置いていたpentaxK1+sigmaAPO120-400mmで写すと・・・

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だんだん明るくなると、麦畑の様子がよく見えるようになってきます。

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麦穂が朝日に輝き、「麦秋」間近と感じさせられます。

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霧が明るく晴れわたって、恵みのような青空が世界中をひとしく覆い、穏やかな陽光が、惜しげもなく神々しく降り注ぐ一日となりますように。

ふと、こんな過去記事を思い出しました。

青空に思う、の巻:ナードサークの四季(2017-12-06)

国会では、憲法審査会が動き始めたようです。くっきりした青空こそ、憲法に似合います。公明正大、国民の目に見え心に響く議論を展開してほしいもの。もちろんハナから憲法に悪意を抱いてるような人物が、ほしいままに憲法をもてあそぶことは、まったく不似合い、僭越至極、と思わざるを得ません。
「青空」は、こんな映画を思い出させます。先入観と色眼鏡を棄てて、謙虚に真摯に、憲法誕生の「真相」と、憲法に寄せる人々の願いに、改めて思いを馳せたいものです。

今日はこれにて。


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