阿部池散歩補遺、の巻 [これなあに?]
先日(12/8),阿部池を訪ねてみた動機の一つは、以前ここで、ミコアイサにあった記憶が蘇ったからでした。
こんな記事に書きました。
阿部池に師走の雨やミコアイサ(2016-12-13)
今朝の散歩で、ミコアイサに会いました。
今シーズン初対面です。ミコアイサについては、過去にこんな記事を書きました。会えると嬉しい鳥の一つです。
◇ミコ殿に遭うて嬉しやプチ散歩
◇牡丹雪や遊ぶタゲリにミコアイサ
◇冬の日や鏡の上の巫女秋沙
記事の一部を引用します。冬の日や鏡の上の巫女秋沙
巫女秋沙はミコアイサと読み ます。何年か前、何も知らずに水鳥にカメラを向けていますと、通りかかりの女性が、「さすがですね。」とか、声をかけて来られました。
何やら分からずポカ ンとしてますと、「ミコアイサですね。」と、教えて下さいました。その時の写真は、ぶれぶれのボケボケでした。対象物が遠すぎるし、技術も機材も、追いつ かずでも、エレガントなその容姿は強く印象に残りました。パンダに似ているという顔の黒い模様も、強く自己アピールしています。次には、ちゃんと写したいなという思いがつのりましたが、それ以来、ミコアイサを見る機会もありませんでした。
今年になって、遠くいに見かけることはあったのですが、今日もそれらしい鳥が浮かんでいるので、一応シャッターだけは切っておきました。
はるか遠くの、点のような被写体を、拡大してみると、、、。今朝ミコアイサに会ったのは、阿部池の畔です。
カメラを携えた散歩者の方との立ち話でも、ミコアイサの話題がでたのでしたが、遠くからでも目を惹く、オスの白い姿は見当たりませんでした。もしかしてと一応写してみた鳥は、画像を拡大して確認してみるとカンムリカイツブリでした。
池を横切るように、遠くまで飛び去っていった鳥が、瞥見したところ、それかとも思えたのは都合の良い思い込みだったかもしれませんが、、、遠くのカモを写した画像に映り込んでいるこの鳥は?
トリミングしてみると、
ミコアイサのメスではと思われます。
もうひとつの「これなあに?」は・・・
ヨシガモ♂のようですね。
同じ12月の頃、こんな記事を書いています。
お久しぶり(その7)、の巻(2020-12-05)
うつむきになると、特徴的な後ろ髪が、はっきり見えます。
お久しぶりのヨシガモです。
去年も、こんな記事を書きました。(省略して引用します)
深山公園鴨三昧、の巻(2019-12-10)
大勢のヒドリガモやオナガガモに混じって、メタリックな光沢のカモが二羽。
ナポレオンハットで知られるヨシガモ♂でしょうか?
ウィキペディアには、こんな説明記事があります。
ナポレオンの二角帽子
ナポレオンの肖像画に描かれた二角帽子ナポレオンが愛用していた二角帽子は、ビーバーの毛皮(フエルト)から作られたもので、権力の座に就いていた約15年の間に120個ほどが作られた。21世紀に現存しているものはわずかであるが、時折、競売に出品されることもある[1]。ナポレオンはこれを常々横向きに被っており、戦場において友軍が彼を識別する目印となっていたとされる
何枚も写しましたが、あいにく、ナポレオンハットの形状が、今一つですかね。
きょうはこれまで
夏休みも終わります、の巻 [これなあに?]
孫たちの夏休みが終わります。まだ八月ですが、コロナによる授業削減の影響でしょうか、中学生は今週半ばから、小学生は最終はじめから授業だそうです。
夏休みの思い出づくりの一つとして、先日小・中学生と保育園児のいとこ(従兄姉妹弟)らと、「倉敷自然史博物館」におでかけしました。
実物大の恐竜の足跡と、足の大きさを比べてみます。
ここを訪ねたのは、久しぶりです。
こんな記事を書いたのは、8年も前のことでした。
倉敷のそぞろ歩きは孫の供(2014-08-12)
夏休みの宿題は、なかなかはかどりません。
一行日記というものがだいぶたまっているらしくて、7月の中頃から、「この日は何をしたっけ?」とたずねてきます。小学生に思い出せないことを思い出せるはずがありません。
そこで、やむなくこのブログを探ってみます。その日の行動を記録している日は、こんな時に役に立ちます。訪問してくださる皆様には興味もなく役にも立たない記事でも、ブログ(weblog)本来の、日記的役割は、果たしていることになります。反面、気合いを入れて気の利いたことを書こうとした日の記事は、役に立ちません。皮肉なものです。
8月の初め、倉敷ライフパーク「倉敷科学センター」というところに行きましたら、「夏休み企画展」「恐竜パーク2014」というものが開催中でした。
(中略)
いろいろな科学実験が楽しめ、スタンプラリーもありました。
残り一つのスタンプは、「倉敷自然史博物館」というところで押してもらえるらしい。
計画分の宿題が終わったら、そこを訪ねてみようと、出かけましたが、途中で、月曜日が休館日だと気づきました。
引き返すのもしゃくなので、「商店街を歩いてみたい」という小五生のリクエストに応えて、当初の目的地近くまで行くことにしました。「倉敷自然史博物館」は「倉敷市立図書館」と同じ敷地にありますが、そこも休館日でした。そこの駐車場(有料です)に車を停めて、徒歩で周辺を歩きました。
歩ちゃんを死なせた「疫痢」に思うこと(
2014-08-14)
昨日は、午後、倉敷詩の自然史博物館に出かけました。前回休館日でしたので、リベンジです。
入り口付近にある、恐竜の頭蓋骨模型。
世界の昆虫の標本が子どもの心を引きつけます。
私のカメラを奪って、小一の孫が撮りました。
この時の記事で、小五生だった男の子は、大学生になって、今短期間の帰省中。小一だった男の子は、中3ですが、今回も付き合ってくれました。
子どもたちにとっても、大人にとっても、興味深い展示は沢山ありましたが割愛し、こんなコーナーに目が留まりました。
三つほどあった選択肢の一つが、、「アメリカコナギ」。解答を見るとハズレでした。ずっと以前の記事にも書いたとおり、帰化植物で、「水田雑草として駆除の対象となっている」(ウィキペディア)そうです。
「二度目は笑劇」これなあに?(2014-08-17)
これなあに?
こたえ:長いこと謎でしたが、先日行った倉敷自然史博物館の展示によると、「アメリカコナギ」らしいです。
やっと疑問が晴れて、少しすっきりしました。
水田の中に咲く花で、可憐に見えますが、帰化植物で、在来種を追いやっているらしい。
この水草、最近も撮影したばかりでした。
可憐な花だと思うのですがね。
ところで、先ほどのクイズの答えは?
「ミズアオイ」でした。
以前、こんな記事を書きました。
誕生日の花、の巻(2018-10-25)
NHK「ラジオ深夜便」に、誕生日の花というコーナーがあり、本が出ているので、機会があったら買って欲しいと、以前、田舎の老父に頼まれ、この二冊を贈ったことがありました。
ステラMOOK ラジオ深夜便 誕生日の花と短歌365日 新装改訂版
ラジオ深夜便誕生日の花ときょうの一句 第2集 (ステラMOOK)
(中略)
ところで、父が興味を持った花のひとつは、この「ミズアオイ」。
8月29日の誕生花だそうです。
「今日の一句」に引いてある句は、
水口に燕来てゐる水葵 福島勲
父の通うリハビリセンターの職員の赤ちゃんと、大阪の孫が、いずれも名前に「アオイ」がつくのを面白がっていました。さて、その大阪の孫がそろそろ5歳の誕生日を迎えます。
(中略)
ちなみに、上のミズアオイは、先月、半田山植物園で写したもの。そういえば、ガガブタは咲いていたの記事で掲載した写真も、半田山植物園のものでしたか?記憶がアイマイです。
「これなあに?」三題、の巻 [これなあに?]
以前、「今日のこれなあに?」というカテゴリーを立てていましたが、久々の「これなあに?」の記事です。
その1
実は、以前もこんな記事で紹介しました。
虫めづる姫のめでたる棘毛虫(2014-10-05)
これなあに?
我が家の玄関前の道路を、もそもそ這っておりました。
はい。ツマグロヒョウモンの幼虫でしょう。
成虫はこんな姿です。
生きてるだけで儲けもの?の巻(2016-10-01)
昨日見つけたツマグロヒョウモンの幼虫が、我が家のコンクリート塀でサナギになっていました。
最近、雨の中を我が家のそばのアスファルト道路を、もそもそ這い回っている何匹かの幼虫を、小二の孫が見つけて報告してくれました。
以前鉢植えにしていた「ミヤマスミレ」の種がこぼれて、道端に生え広がっているのを食草にしているのですが、彼らの食欲を満たすには余りにわずかで、新たな繁茂地を食を求めて旅立った連中らしいのです。しかし、残念ながら彼らの足でたどり着ける範囲にはスミレは生えていません。
実は、彼らのことも考えて、春には花壇にパンジーやビオラをできるだけ沢山植えていましたので、その可憐な花が家族の目を楽しませてくれるとともに、かなりの期間、ツマグロヒョウモンたちを養ってくれたのは確かです。が、今年の空梅雨と、猛暑の中で、水やりが追いつかずすっかり枯れてしまったのです。園芸店をめぐってみましたが、さすがにこの時期パンジーの苗は見つかりません。
という状況で、孫と妻とが何匹かの幼虫を虫かごに保護し、スミレの葉を摘んできては四苦しているうちに、ついにさなぎになったのが、冒頭の写真です。羽化も近いでしょうか。
その2
散歩中にモノクロ写真を楽しんでいることは前回記事に書きました。
カメラの設定をいじる内に、「フェードカラー」というのを見つけて試してみました。
ところで、フェードカラーってなあに?わからないので調べてみました。
どうやらファッション関係で用いられることの多い用語のようです。「淡い」とか「色あせた」といった意味らしいです。敢えてそのような効果を発揮させようと思うとどんな被写体が似合うのでしょうかね?
その3
「これなあに?」というより「ナニソレ?」の部類ですが・・・安倍晋三氏の「国葬」ですって??ナニソレ???
国葬令 (こくそうれい、大正15年10月21日勅令第324号)は、 1926年 ( 大正 15年)に制定された 勅令 。 日本国憲法施行の際現に効力を有する命令の規定の効力等に関する法律 第1条の規定により、1947年12月31日限りで失効した。(ウィキペディア)
故人を悼む思いは、個々人にとって優れて内心の自由に関わる問題で、悼むか悼まぬかを国家によって命じられる筋のものではないからこそ、日本国憲法下で「失効」したのでは?
多くの国民がこぞって生前の栄誉をたたえ、その死を惜しむような人物であったとしても、「国葬」は憲法の理念になじみません。ましてや、あのアベさんですよ。人の死を冒瀆する無礼は控えたいのですが、生前のすべての罪を水に流すわけには行きません。それを国葬だなんて。もってのほかではありませんか???
今、一気に世の話題となっているこの川柳。しっかり書き留めておきたいです。
過去にも暴虐な暗殺は数々あれど、言っちゃ悪いが、自ら蒔いた種じゃないですか?母親から一億円もの寄付を騙し取って家族を崩壊させた恨み重なる旧統一教会と関係があると「思い込んで」「逆恨み」のすえに犯した凶行・・・との報道は、不正確ですよね。
「世界思想」は級統一教会の発行する雑誌です。その表紙を何度も飾るアベさんが、旧統一教会と関係があると判断するのは至極当然で、ちっとも「思い込んで」「逆恨み」じゃないでしょ?
モリカケサクラの疑惑に加えて旧統一教会との癒着の疑惑を全部水に流して、「国葬」なんかしてしまったら、子々孫々にいたるまで、世界に恥ずかしい国であり続けなければならないですよね。
今日はここまで。