新しく 「花三昧」という カテゴリーを立てました。 柄にもなく、花を撮ることも、時にはあります。 しかし、見たままにの美しさを写真に写すことは 難しいことだ、とつくづく感じさせられます。
けれどもまあ、季節を知らせる 「花便り」ほど の意味は あるでしょうか。 そんなことを思って、久しぶりに 半田山植物園へ行ってみました。 お目当ては 10日遅れのセツブンソウです。
過去にも、ここでよく写しています。最初はこの記事。


思いがけずセツブンソウに会う、の巻(2019-02-26)



セツブンソウは、自生ではなくて植栽されているようでした。「群生」というには、やや小規模ですが、可憐な花がいじらしく咲いています。




マクロレンズで近くから写します。ただ、立ち入り禁止のロープが張ってありますので、腕を精一杯伸ばさなければなりません。




フクジュソウも見頃。








少しは進歩を求めたいので 、今年は、撮影機材の選択にこだわってみました。


  実はこの場所は、上の記事でも触れたとおり、 セツブンソウ保護のため、 ロープで立ち入り禁止区域が作ってあります。ですので、 望遠系のレンズでないと 大きく写すことはできません。そこで、PENTAXK-1Ⅱに、 PENTAX 100 マクロ レンズを 装着することにしました。



それでもやはり 接写というには距離があり こんな感じで映ります。




トリミングします。



暦の上での節分からは10日も過ぎましたが 今年は 冷え込みのせいもあるのか ちょうど今が 見頃 といったところでしょうか。


鳥に出遭ったときに備えて、もう一台 持参したカメラがあります。 オリンパス M-D E-M1+OLYMPUS ZUIKO DIGITAL ED 70-300mmという組み合わせです。


実はこのカメラ、OLYMPUS機としては上級機に属するため、ネットで価格を見比べて、お買い得物件を 中古で入手したのですが、どうも何かと調子が悪く、 肝心な時に ブラックアウトし 言うことを聞かなくなることがしばしばありました。 機嫌をとりながら、我慢して 使ってきたのですが、不満がつのり、 思い切って修理に出したのでした。


昨年末の パソコンハードディスクの修理(データ復旧) の一件以来、 出費にたいする感覚が麻痺し、少々のことでは 驚かなく なってしまったせいか、 カメラの 修理代金2万円強と聞いても、二つ返事で修理を依頼してしまいました。これまで購入した 中古カメラ やレンズ の代金に匹敵またはそれを凌駕する金額ですが、現在所持しているOLYMPUSカメラがいずれも一部破損や部品欠落などの損傷を被っている中で、新たに購入するかそれともいずれかを修理して使うかと考えた場合、この機種に応分の投資をするのが最も費用対効果がまさっているのではとこじつけて決断した次第です。


ZUIKO DIGITAL ED 70-300mmというレンズも、旧タイプの『フォーサーズ』規格ですし、中古購入の年代物である上に、使用途中に鏡筒に無惨な割れ・グラつきを生じている代物なのですが、フルサイズ換算600mmという望遠性能を惜しんで、活躍の場を与えてやりたい思いを捨てられません。


「割れ鍋に綴じ蓋」のこのコンビで、セツブンソウを撮ると、、、(いずれもノートリミング)




近くに咲いている 福寿草が、これまた見事に 黄金色です。昨日の雨に洗われて今日は一転快晴ですから 、明るく 輝いています。





ちなみに 去年の記事はこれ でした。似たようなことを書いています・


節分雑話、の巻(2021-02-02)



4)この年の立春は、文字通り春の陽気を連れてきたのでした。厳寒に見舞われた今年も、遅ればせながら、早春の花々が春の訪れを告げています。いずれも2月1日、半田山植物園で写しました。

まずは、セツブンソウ。名前の通り節分の頃咲きます。



フクジュソウ。



ソシンロウバイ。漢字では素心蝋梅と書くそうで、黄色一色のロウバイです。



マンサク。「先ず咲く」から名付けられたとも「豊年満作」からとも言われています。いろいろな品種があるようです。





マンサク咲いてコロナの冬は果てぬべし



今日はこれにて。