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ジャンク遊びの顛末1、の巻 [趣味]

フェイスブックが教えてくれる過去記事によると、2015年1月8日付でこんな写真を掲載していました。


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過去ブログを確かめてみると、後楽園散歩finepixバージョンで紹介した写真でした。7年も前の記事でした。こんな写真、最近撮れません。コロナのせいばかりでもなく、要するに鳥撮り散歩をサボっているせいでしょう。


今日も、冷え込みが厳しくて、カメラ散歩は諦めました。


趣味は?と聞かれて、写真と答えるのもおこがましいのですが、自分の意識と時間をそれに傾けているのは、間違いないようです。


それともう一つ、時間と労力を費やしているのは、ジャンクパソコン遊びでしょうか。ウィンドウズ7~10の時代になって、自分で操れる部分がほとんどなくなったのと相まって、とっくに「熱」は冷めてるのですが、このたびのHDDトラブルを端緒にして、また「再燃」した模様です。


古い記事にこんなことを書きました。


ジャンク命(2013-08-03-3)


ゴミ屋敷になるよと、妻に責められます。持てあましてだいぶ捨てましたが、捨てきれないモノもいっぱい残っています。
私の「ジャンク道」のお師匠は、見捨てられたモノにも光るところがある。そこに命を与える醍醐味は、教育も同じ。と含蓄のある教えを下さいました。
ジャンクで組んだpcも、みな可愛いけれど、いかんせん、ガソリン食いのアメ車さながら、ソフトウェアもOSそのものも、CPUの処理速度、大容量のHDD・メモリを必要とするようになり、次々と舞台から退場してゆきました。
なによりもWindowsのサポート終了というのが、納得できません。windows98、せめてwindows2000で、私には十分なのですが。
というわけで、我が家の現在のメインマシンは、fuj××suの、ペンティウム4搭載の省スペースXP中古ビジネスパソコン。40GB(?)のhddを400gbと500gbの2機に増設、CDドライブをDVDRWに換装、メモリーを1gbの増設などにより、まずストレス少なく使っていたのですが、①来年四月のXPサポート打ち切り、②画素数の大きいデジカメ画像の処理速度にストレス、という大きな理由から、PCの更新をすすめています。


家庭内LAN外伝(2013-09-08)


家庭内LANの話題から、とりとめもなく思い出したことを書いておきます。
LANという便利な方法を教わったばかりの頃、家中LANケーブルを這わせ、、庭に建てていたプレハブ小屋にも、床下を通してケーブルをつないでいたこともありました。この小屋は子供の勉強部屋として建てましたが、結局使わずじまいで、私の物置兼隠れ家兼作業部屋になっていました。ここで、いろいろなジャンク品の実験やら、組み立てやら、お勉強やらができました。
○ード○フで手に入れたジャンクのHUBにはお世話になりました。まだ無線LANなんて概念も知らない頃でしたから、メインパソコンのデータを、メディアに焼いて持ち運ばなくても、この離れ部屋で共有できることは、とても便利でした。フロッピーディスク全盛の時期でした。NECフォーマットの1.2mbフロッピーディスクと、後に優勢になるDOSV(懐かしい響き)の1.4mbフロッピーディスクに両対応のフロッピーディスクドライブをジャンク品のなかからゲットし、そのドライバーをインターネット海外サイトから入手するなどという技を、お師匠から教わっていた頃です。
大容量のデータを扱いたいという要求と、財布との相談から、比較的リーズナブルな「ZIP」という物を入手しました。このドライブは、IDE接続、とパラレルポート接続、scsi接続などの種類がありましたが、転送速度ではscsiが格段にまさっていました。これを利用するためには、scsi環境を作ってやる必要もあり、ジャンク・中古の安物あさりの楽しい日々でした。
フロッピーが1.2mbまたは1.4mbの時代に、ZIP ディスクの容量は、100M バイトか 250M バイトという「とてつもない大容量」で、データ管理やバックアップがぐんとはかどるようになりました。
私が最初に買ったノートパソコンは、NEC 98NOTE(きゅうはちノート)のPC-9821Ndという機種でした。残念ながら、これは液晶ディスプレイがDSTN方式で見づらく、目への負担が苦しく、TFT液晶を積んだ上位機種のNe2(中古)に買い換えました。cpu:486SX-33、hdd:340MB、OS:Windows3.1といったスペックでした。これをwindows95にアップグレードする事が、初心者時代の私に与えられた「ミッション」でした
最大のネックは、CDドライブがないということ。残念ながら当時は、外付けhddドライブも持っていませんでした。インストール用の差分フロッピーディスクという物もあったはずですが、改めて買うというわけにも生きません。
そこで、思いついたのが「ZIP」の利用。これがまた、語るも涙の物語になるのですが、簡単に端折ってあらすじのみ。まずscsiカードを購入し、苦労してscsi経由でZIPを認識させ、別機種でwin95のインストールCDから要所のみzipメディアにコピーし、noteにインストール。dos、win3.1、win95と、それぞれscsiとzipのドライバーをその都度入れてやる必要があって、苦労した覚えがあります。
このように、ZIPは、当時としては優秀な大容量リムーバブル磁気ディスクで、データ保存の安心性も高いのですが、やがてより大容量のメディアに駆逐されて、世の中から姿を消しました。
当時としては高嶺の花で、遙かに優位性を保っているかに見えたMOも、中古市場に出回るようになりやがては、230mbどころか、650mbの製品までジャンクでも入手できるようになり、SCSI→USB変換アダプタなども入手して、手軽に使えるようになった頃は、もっと手軽で安価なCDRやDVDRが間単に手に入るようになり、さらに大容量のHDDやUSBフラッシュメモリといったメディアが優勢になるにつれて、過去のものになりました。メガバイトを大容量と感じていたのもつかの間、やがてギガバイトが当たり前になり、そしていまやテラバイトが標準になりつつあります。


この記事の段階でもすでに、現役を去っていたZIPやMOを、またまた引っ張り出す機会が来ようなどとは思ってみませんでした。ところが、前述の通り、内蔵HDDの一つが突然認識されなくなった事故に直面し、バックアップしておいた過去のdataを参照したい欲求が抑えがたく、ZIP・MOを使えるpc環境の再構築をめざして、泥沼のジャンク遊びを続けています。


次第を記事にしたいと思っていたのですが、HDDのデータレスキューを依頼していた専門業者から、最近何度か連絡があり、物理的故障を修繕するための部品が入手でき、データ復旧作業を進めているが、どうやら復元できる可能性が見えてきた、とのこと。もしそうなら、ZIP・MO環境再構築の努力は、無駄骨に終わるわけですが・・・。


が、この間試みたいろいろの試行錯誤と、幾度も舐めた辛酸、そしてわずかに得られたささやかな達成感・充足感は、ある種のアハ体験といえなくもありません。機を改めて「ジャンク遊びの顛末2」を書こうかと思っております。


ではまた。


nice!(19)  コメント(4) 

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コメント 4

岡田 憲朗

よかったですね。パソコンのことは全くわかりませんが、たいしたもんです。屋根屋のふんどし、っていうところでしょうか? 私の方は、先日タブレットがダウンして買い換えたところです・・
by 岡田 憲朗 (2022-01-13 20:14) 

kazg

岡田 憲朗 様
ご心配頂きありがとうございます。もしうまく行けば、おかけするご迷惑も最小限で済むかも知れません(笑)
>タブレットがダウン
それはお手上げですね。ご愁傷様です・・・薄い小さい箱の中がどうなってるのかサッパリわかりませんよね。
by kazg (2022-01-13 20:28) 

gonntan

知識があると何でもござれ!ですね
出来ない者からすればうらやましい限りで
良い趣味だと思いますよ(*^_^*)
by gonntan (2022-01-14 20:37) 

kazg

gonntan様
>良い趣味
見よう見まねの、「すさびごと」です。基本を理解してないので、思いがけないトラブルに遭うと、すぐに地金が出て、にっちもさっちもいきません(汗)
by kazg (2022-01-15 08:06) 

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