A friend in need is a friend indeed、の巻 [私の切り抜き帳]
「困ったときの友こそ真の友」ということわざがあります。
「まさかの時の友こそ真の友」とも言うようですね。
もとは、英語の A friend in need is a friend indeed.
に由来するそうです。
「in need 」と「indeed」が韻を踏んでいて、よくできたことわざだと思います。
実に、順風満帆のときには気づきにくいけれども、困ったとき、苦しいときに、大切な友の真価が身にしみてわかるものです。逆に、困難に直面すると、掌を返したように友情を投げ捨てる卑小な人士も決して少なくはないようです。
1月21日付朝日新聞DIGITALに、こんな記事がありました。
夏の参院選に向け、労働組合の中央組織・連合が支援政党を明記せず、共産党と連携する候補者を推薦しないなどとする基本方針案をまとめた。立憲民主党の選挙戦略に大きな影響を与えそうだ。自民党にかわる「新しい政治勢力の形成」を掲げて1989年に結成された連合だが、その立脚点が揺らいでいる。
「なんて乱暴な……」
連合の基本方針案を知った立憲幹部は絶句し、「今までのような共産との連携はできなくなり、新しい方法を考えないといけない。これで得をするのは自民党だけだ」とこぼした。
困った時に見棄てるばかりか、足を引っ張り泥水を投げかける、こんな輩に友達面をされても迷惑なだけ。国民犠牲のアベ・スガ政治の転換をめざして、市民と野党の共闘を歓迎し、その前進を誠実に追求してきた人々の思いを逆なですること甚だしいと言うしかありません。
連合幹部のこのような無責任な横槍にたじろいで、野党共闘の大義を投げ捨てるようなことが決してないよう、立憲指導部には強く望みたいものです。
総選挙を野党統一候補として奮闘し、見事当選した米山隆一さんの指摘に、大いに説得力を感じます。論座の記事から、一部を引用させていただきます。
「野党共闘は失敗」に感じる違和感~立憲民主党が勝てなかった真の理由とは
野党共闘を失敗と断ずる論調も目立ちますが、野党共闘の無所属候補として戦ったものとしての現場の感覚は大きく異なります。
(中略)
今回の衆院選で立憲民主党は、「国民民主党、社民党からの合流で候補者が増えたことと、野党共闘の効果がプラスして小選挙区では獲得議席を増やしたが、比例では当然ながら1党のままで合流によるプラスはないうえ、野党共闘の効果もなかったために獲得議席が増えなかったことから、衆院選前に他党からの合流によって増加していた比例議席が減少したことで、全体の議席数が減少した」と考えられるのです。(論座)
本棚の片隅に埋もれていた冊子をやっと探し出しました。長く勤務していた学校職場で、教職員組合が発行していた職場新聞が通算500号を達成したことを記念して、二冊の縮刷版にまとめて発行したものです。そのNO.446(1989年9月9日付)に、私がこんな記事を寄せていました。
SHARP製のワープロ専用機の「書院」で作った文章でしたが、テキストに変換して文字データを残していたのではないかと、あちこち探したのですが、見つからないので、現物を探し出すのに苦労しました。改めて文字に起こしてご紹介します。
落書き帳
話題の新製品
レンゴー印の接着剤
◎今、テレビ、新聞で評判の強力接着剤。セイカイ、ロウドウカイを問わず、何にでもよく着きます。特にザイカイ、ジミン、ゼニ、リケンなどに優れた接着効果を発揮します。
◎利用方法---まず、ロウドウシャノリエキ、ヘイワトミンシュシュギなどの不純物をよく拭い、ニシガワドウメイをしっかり塗りつけてからご使用ください。なお、明るい 光の下での使用は避け、必ず夜間、又は密室内で使用してください。
◎取り扱い上の注意---使用後、一時的に右手が異常に肥大する場合もありますが、冷水で20分ほど冷やし、よく消毒してから 医師にご相談ください。 なお症状がひどい場合でも、カクシントウイツとコクミンノキョウドウを十分にふりかけていただきますと、直ちに緩和されますのでお手元に常備ください。
思えば30年も前の記事ですから、いくらか注釈が必要かも知れません。当時をご記憶の方なら、総評、同盟、新産別、中立労連などの労働組合の中央組織(ナショナルセンター)を再編成するとして『連合』が結成されるとき、自らを「接着剤」と称していたことを思い出していただけるでしょう。ただ、これは、西側同盟の一員、日米安保体制容認、労使協調路線などの踏み絵を踏んだ勢力のみに限定しての『選別結集』を公然と主張する「右より再編」にほかなりませんでした。こうした偏向を、生まれながらに背負って誕生した「連合」が、30年余の時を経ても、いまなおその呪縛から解き放たれていない点は、あきれるばかりです。
ところで、「いざというときの友こそ真の友」という言葉を、カメラ散歩の際に思い浮かべる機会が、最近何度かかさなりました。
一つは、OLYMPUS OM-D E-M1 が、撮影時に液晶もファインダーも真っ黒にブラックアウトする現象が時々起きていたのですが、先日の散歩の時もこれに見舞われ、シャッターチャンスを失いました。悔しいので、カメラ店に持ち込み修理を依頼したところです。修理見積もりがハガキで送られてくるそうで、その金額を見た上で修理するか否かを最終決定する予定です。それから数日になりますが、まだ連絡がありません。パソコン(HDD)修理に予想外の経費を費やしたばかりなので、大変痛いですが、破れかぶれの気持ちも湧いてきています。
もう一つは、前記事にも書いたとおり、満充電して入れ替えたばかりのバッテリーが、数枚写しただけでエンプティになり、せっかくのチャンスを目の前にしながら、すごすご引き返したのでした。
電池切れまでに写したわずかの写真を紹介します。
駐車場に車を停めた場所からこの鳥が見えました。
トリミング画像です。
ジョウビタキが可愛く撮れました、これは幸先が良いぞと、弾む気持ちで散歩を始めました。
散歩道でアオジが餌をついばんでいます。
トリミング画像。
サザンカの蜜をついばむメジロ。
良いところで電池が切れました。
やけっぱちで、新たに互換電池を注文し、今日到着しました。
やはり、撮影機材は、いざというときに頼りになる友であって欲しいです。
今日はこれにて
レンゴー印の接着剤
見事ですね。今と、本質的には少しも変わりませんね。
ABマスクよろしく、不用品になっている感がありますが、強力ボンドは内股膏薬でもありますから、あちこちにくっつく危険があり、剥がすのも大変そうです^^
by アヨアン・イゴカー (2022-01-28 15:24)
アヨアン・イゴカー 様
>今と、本質的には少しも変わりませんね。
本当に、、、。かえって、あきれるほど変わりませんねえ。
>強力ボンドは内股膏薬でもありますから、あちこちにくっつく危険があり、剥がすのも大変そう
まったくですね。迷惑千万です。
by kazg (2022-01-28 17:48)