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異物来襲、の巻 [日録]

降って湧いた「Jアラート」という得体の知れない警告情報により、TVも全チャンネルがジャックされ、嫌が上にも不安を駆り立てられっる朝でした。事態が飲み込めないことほど、不安を煽るものはありません。

NET上にこんな記事を見つけ、共感するところ大でしたので、引用紹介させていただきます。

志茂田景樹氏、Jアラートでよみがえった戦争の記憶「もう少し慎重にもう少しうまく運用してほしい」

志茂田景樹氏といえば、気軽なエンタテイメントとして、電車移動の時などに、結構読みました。その融通無碍の作品もさることながら、独特のファッションセンスと”カゲキ”な自己表現で、タレントとしての活動も、唯一無二の存在感がありました。(ちょっと過去形ですが・・・)いつだったか、新幹線の列車内でお見かけしたことがありましたっけ。ともあれ、志茂田氏の言及に、同意致します。

作家の志茂田景樹氏(83)が13日、自身のブログを更新。この日午前8時ごろに発表された全国瞬時警報システム(Jアラート)について言及した。

  政府は13日、北朝鮮から発射されたミサイルが午前8時ごろ、北海道付近に落下するとして避難を呼びかけ、全国瞬時警報システム(Jアラート)で速報した。その後、ミサイルが北海道や周辺に落下する可能性がなくなったことが確認されたとして、情報を訂正すると発表。訂正に関し、自治体向けの速報システムEm―Net(エムネット)で「情報を確認したところ、北海道およびその周辺への落下の可能性がなくなったことが確認されたので、訂正する」と伝えた。

  志茂田氏は「Jアラートはきついな 4、5歳のときに日課のように聞いた空襲警報はもっとのどかだった」というタイトルでブログを更新。

「東京都民だが、Jアラートの緊急警報にはびっくりさせられた。北海道の人は腰を抜かしたんじゃないか」と書き出し、「Jアラートを発令されたからには、日本の排他的経済水域外に落下する通常のミサイル発射実験と違い、多くの人が北海道の何かを標的にしたミサイル発射と勘違いしたかもしれない。そうでなくてよかったが、ウクライナでは戦争が続いているし、台湾情勢の緊迫もあってナーバスになっている日本国民は少なくない。Jアラートの発令にはもう少し正確な情報が必要なのではないか」と思いを投稿。続けて、第二次世界大戦の記憶を記した。

  自宅があった東京都小金井市で「太平洋戦争中のほとんどの期間を過ごしていた」といい、中島飛行機武蔵工場の空爆や東京大空襲の記憶を回顧。絶えず鳴っていた空襲警報について「我が家の庭には防空壕があったが、僕の記憶では2、3回しか使用しなかった。官舎の人はみんなそうだったな。防空壕を直撃されればお陀仏だ、ということは子供でもわかっていたのよ。庭に防空壕があっても、家という建物が焼夷弾で燃えれば蒸し焼きになる。そのことも充分わかっていたから、みんな覚悟を決めて防空壕には入らなかった。空襲警報のサイレンは少し離れたところで耳にすると、なんだかユーモアでのどかな音だった」と記し、「Jアラートはもう少し慎重にもう少しうまく運用してほしい」と吐露。「安倍政権時代にも1度発令されたと思うが、こういう発令が続くと、オオカミ少年的な存在にされかねないのではないか」と警鐘を鳴らした。

たまたま今日、何人かの方々と集う機会があり、Jアラートの話題で話が弾みました。戦争体験者の方は、「空襲警報そのものだ」と述懐され、総動員で防空壕を掘った記憶も語られました。防空壕に逃げ込んだことが、大量死につながった悲劇も語られました。

また、別の人は、岡山空襲の際に市内中心部にある天満屋百貨店の地下街に、大勢の人が避難して蒸し焼きにされたという伝聞も、添えられました。

Jアラートで危機意識を煽り、今進められている自衛隊施設の地下化などの動きを加速しようとしているのではとの指摘もなされました。

ところで、拙ブログの過去記事を探ってみると、安倍時代のJアラートをめぐって、こんな記事を書いていました。

続夏の終わりの蝶と蝉、の巻(2017-08-30)

北朝鮮のミサイル騒動と、Jアラートの空騒ぎには、言いたいことが沢山ありますが、一言ではまとまりません。
その裏で、こんなニュースもありました。

大分県国東市の大分空港で29日に緊急着陸した米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)所属の輸送機オスプレイが、着陸後に白煙を上げていたことが、政府関係者への取材でわかった。
大分県は30日、緊急着陸の原因究明などを米軍側に求めるよう、九州防衛局に要請した。
政府関係者らによると、同機は29日、米軍岩国基地を離陸して沖縄方面に向かう途中、大分空港に着陸した。その後、右エンジン付近から白煙が上がり、さらに炎も出たという。在日米海兵隊は防衛省に対し、「警告灯がついたので、通常の手順に従って予防着陸をした」と説明している。・2017年 08月30日 12時55分・提供元:読売新聞

これも住民に対するアラートと避難指示が必要では?とおっしゃった方があります。まったくです。大気圏上を通過した飛翔体より、煙を噴いて近づいてくる欠陥機の方がよっぽど危険じゃありません?

「異物来襲」のもうひとつは、黄砂。

これまた過去記事にこう書きました。

コロナにも負けず黄砂にも負けず九の日行動、の巻(2021-05-09)

黄砂が襲来しています。我が地方ではしょっちゅうのことで気にも留めないでいましたが、全国ニュースによると、東の地方にも珍しく影響が及んでいるそうです。

黄砂の影響は、鼻水、くしゃみや、涙、目のかゆみなど体調変化でそれと知れます。症状的には単なる花粉症と区別がつかないけれども、必ず累乗効果があるに違いないと経験的に感じています。少ない車のボディやウィンドウが真っ黄色に汚れますので、これが体内に吸入されたら影響がないはずがありません。黄砂は単なる黄河の埃ではなく、ミクロサイズの各種化学物質・汚染物質の凝縮体なのでしょうから。

特に、昨日今日の空の眺めは、「霞か雲か見渡す限り」としゃれている場合ではありません。

そんな中、ご近所散歩も、くしゃみと鼻水に耐えながらの苦行になりますが、少しだけは歩いています。

この桜は4月8日の撮影です。まだ、散り始めという状態でした。

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上の写真の一部分をトリミングします。

trim_K521138このスズメ、ニュウナイスズメではないでしょうか?

ちなみに、下の写真は、今日の撮影。こちらは見慣れた普通のスズメですよね。

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見慣れたシラサギ(ダイサギ)。

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頭部のあたりをトリミングしてみますと・・・

目の周りからクチバシにかけて青く色づいているのは、婚姻色らしい。

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ヒメオドリコソウ。_K521163

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ホトケノザ。

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タンポポの綿毛。

_K521196EO130917ナズナ。

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ナガミヒナゲシ。

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ムギ。

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今日はこれにて。


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