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新カテゴリ-「カメラ三昧」、の巻 [カメラ三昧]

私の初代ブログナードサークの四季(ver.1)では 「趣味」という カテゴリーで 書いていた話題ですが 、どうも 趣味と言うには 楽しくない( 笑) ことばかりが 多いので 、 プラスorマイナスの 感情 を加えず、 客観的事実のみ を意味する「カメラ三昧」 という カテゴリーを 立てることにしました。


もちろん、カメラだけでなく、 レンズやその他の機材ネタも 含めて話題にして行きます。 読者各位にとっては必ずしも 興味のわかない話題に なるかもしれません(汗)が、 そのぶん 、お詫びの気持ちも込めて、 文章は読み飛ばして、写真だけでも見て頂けるよう(笑)努力していきたいと思いますので、よろしくお願いします。


さて先日、中古カメラの購入代金にほぼ匹敵しそうな修理費を投入して、OLYMPUS OM-D E-M1を 修理したことを書きました。


その前後の顛末を、一くさり愚痴らせて下さい。
正月に写した、家族の集合写真をプリントするため、立ち寄ったカメラ店で、プリントが仕上がるまでの 待ち時間に、中古カメラの展示棚を何気なく眺めておりましたら、M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6の中古品が、お手頃価格で展示してありました。
これはずっと以前 マイクロフォーサーズ機を 使い始めた頃に、やはり中古で手に入れて 使って いて コンパクトさと 操作感の良さ そして写り具合もまずまず 満足できる印象を持っておりましたが 、ある時、落下事故のために鏡筒が致命的に損傷し、使えなくなっていました。


このレンズについて、以前、こんな記事を書いています。


久々に遭えたお方は遠すぎて(2014-08-26)


昨日は、身軽な散歩をコンセプトに、OLYMPUS E-P2に、標準望遠ズームのM.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6 を装着して、歩いてみました。

このシリーズのカメラは、レトロなティストもあって、マイクロフォーサーズのコンパクトさが持ち味です。

このレンズ、発売後4年程経過して値段もこなれて来ていますので、お散歩用にと思って、最近入手しました。
でも、焦点距離の似通ったレンズを、わざわざマイクロフォーサーズ用に揃える勇気がなくて、標準ズームと単焦点だけを中古で買い、望遠系はマウントアダプターを介して装着する事で我慢してきました。AF性能とコンパクト性は犠牲にせざるを得ませんでした。となると、望遠撮影を狙うときは、フォーサーズカメラを持ち歩くのと大差はない、、というジレンマがついて回ります。

それ故、AFの効く、コンパクトな望遠レンズが欲しかったのですが、このレンズは、40-150mmですから、35mm換算では、80-300mm相当となります。フィルムカメラ時代なら、十分超望遠ズームという印象です。最近では、何かと物足りなく感じてしまいますが、この季節、珍しい鳥に会えるわけでもなし、軽量・コンパクトは、魅力です。

ヒャクニチソウの上を舞うナミアゲハ。十分な望遠撮影です。

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ニラの花に止まるツマグロヒョウモンヒメアカタテハ?

P825928820140825_81_R.JPG

(中略)

満足満足。と思ってほとんど帰宅する寸前、ごく近所の農業用の小川に、いたんです。
本当に久々の出会いです。

後ろ姿を目撃したり、さっと近くを横切ったりということは、最近も無いわけではありませんが、カメラで狙える距離にじっと止まっているこの鳥に会うチャンスは、何ヶ月ぶりでしょうか?
嬉しい反面、後悔が襲ってきました。今日のレンズは、非力です。
最も近づいて、このレベル。証拠写真にしかなりません。

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トリミングしてみますと、こういう感じ。

P825933920140825_132.JPG

あ~あ、やっぱりこんな日に限って、こんな出会いがあるのです。

これでまた、ついつい、重い長いレンズを持って出かけたくなるのでしょうか?


やはり、遠くにいる獲物を狙うには、 多少 重くてかさばりますが  OLYMPUS ZUIKO DIGITAL ED 70-300mm F4.0-5.6 が、望遠 性能も高く 、自然と持ち出す機会が増えました。 ただ、これは 先代のフォーサーズ規格のレンズですから、マイクロフォーサーズカメラで使うためには マウント変換アダプターを 装着して使用する必要があります。また、測距方式にコントラストAFを用いる多くの マイクロフォーサーズ機では、どうしても測距に手間取る傾向がありましたから、オリンパス マイクロフォーサーズ機で 鳥撮りに挑む 頻度は低くなり ペンタックス機 の使用機会 がおのずと多くなりました。
しかし、 OM-D E-M1は、ハイスペック機だけあって コントラストAFと撮像面位相差検出AFを両方搭載する「DUAL FAST AF」とやらを備えていて、フォーサーズ レンズとの マッチングも 優れているそうなので、このZUIKO DIGITAL ED 70-300mm  やZUIKO DIGITAL 35mm F3.5 Macro.( これも 初代は破損して、中古で買い換えました)を活用しつつ、その一見望遠レンズとはとても思えない 軽量コンパクトさが特長のM.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mmを、 OM-D E-M1の 常用レンズとして装着しておけば ポケットに入れて 散歩をすることだって可能だ と思えたので 喜んで買って帰ったのでした。
こうして、OM-D E-M1の全面的な の活用をはかろうと夢を膨らませていた矢先に、重篤な 故障がはっきりし、痛い 修理 となった次第でした。
そんないきさつで、修理あけ以来、 私のブログの 掲載写真も、特に、撮影データを 明らかにしていない場合も含め、 OLYMPUS E-M1 機によるものが かなり増えました。


未掲載のこれらの写真もM.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6によるものです。


P2170482P2170570P2170614P2170690 つい先日も これをカメラに装着し、別途、 70-300mm レンズ も一緒にバッグに入れて、いざ 出かけようと した矢先、玄関先の コンクリート床の 上に バッグを 落下させてしまいました。緩衝材付きの バッグですから さほど気にもせずに、開けてみますと、 トホホ、レンズの付け根がポッキリ折れて、カメラから外れ落ちてしまっておりました。 プラスチックマウントのもろさを、改めて痛感させられた次第です。


ちなみに、私のOLYMPUS ZUIKO DIGITAL ED 70-300mm F4.0-5.6 も、以前、落下の衝撃で鏡筒にひび割れとガタツキが生じました、これは金属マウントですので、ポッキリ折れてしまうという悲劇は起こらずに済みました。


まったく完璧な状態ではないと思いますが、日常使用に大きな支障はないようです。ノントリミングでこんな写りです。


P2200093


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もう少し望遠性能を欲張りたくて、知恵を絞ってひねり出したのが 、TAMRONのレフレックスレンズ(SP 500mm F/8)を使ってみようかという アイデア。 フォーサーズ(マイクロフォーサーズ)機ですから、フルサイズ換算1000ミリ の超望遠が使いこなせないだろうかと ちょっと実験してみました。ミラーレンズとも呼ばれるこのレンズをミラーレスカメラで使ってみるという駄洒落は、二番煎じでした(汗)


近所の畑地のシロハラ。


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ハクセキレイ。


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こちらはセグロセキレイ?


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かなり大きく写せます。が、 電子ビューファインダーでの マニュアルピント合わせは、かなり至難の技。ピンボケ、手ぶれ、タイミング遅れの量産で、歩留まりが大変低く、徒労感に苛まれますの、この組み合わせは 諦めて、やっぱり E-M1との コンビは、ZUIKO DIGITAL ED 70-300mm が無難のようです。
でもそれだけで終わるのは悔しいので、PENTAX機にレフレックスレンズを付けてみるという、これまで何度もやった実験を性懲りもなく繰り返してみることにしました。カメラは K 30 。かなりコンパクトな組み合わせですが、 SP 500mm F/8が、換算750 mm の望遠レンズ となります。


深山公園のシロハラ。


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深山公園のジョウビタキ♀


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手動ピント合わせで このレベルなら 上等としましょうか。


偶然この鳥に出くわしました。


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トラツグミ・・・ですよね。


世界中が固唾を呑んで見守っているウクライナ情勢。一方で、この事態をも、核軍事同盟の強化・憲法九条改変・敵基地攻撃能力の保持など、我田に水を引く材料にして、脳天気な放言を楽しんでいる与太者もいて、気が滅入ります。


その1


「核共有の議論必要」で安倍氏と橋下氏が一致 - FNNプライム

安倍晋三元首相は27日、フジテレビ系「日曜報道 THE PRIME」(日曜午前7時30分)に出演し、ロシアがウクライナに軍事侵攻したことに関連し、北大西洋条約機構(NATO)加盟国の一部が採用している「核共有(核シェアリング)」について、日本でも議論をすべきだという考えを示した。

「核共有」は、米国の核兵器を非核保有国が自国領土内に配備して運用する協定。 安倍氏はドイツ、ベルギー、オランダ、イタリアを例に挙げ「世界はどのように安全が守られているかという現実の議論をタブー視してはならない。日本の国民の命、国をどうすれば守れるか、さまざまな選択肢を視野に入れて議論するべきだ」と述べました。同時に「日本は核拡散防止条約(NPT)締約国で非核三原則もある。被爆国として核廃絶の目標に向かって進んでいくことは大切」とも強調した。

番組レギュラーコメンテーターの橋下徹氏(元大阪府知事・元大阪市長・弁護士)は「核は絶対に使ってはいけないが、核共有の議論は絶対に必要だ」と同調した。非核三原則については「持ち込ませず」の部分を見直すよう求め、今夏の参議院選挙の争点にすべきだと主張した。

(中略)

安倍氏は、保有の議論が進む「敵基地攻撃能力」について、「『敵基地攻撃能力』という言葉にこだわらない方がいい。軍事中枢を狙っていく。軍事をつかさどるインフラを破壊していく。基地である必要は全然ない」と指摘した。弾道ミサイル発射基地に限らず、敵の指揮統制システムの施設などに精密誘導爆弾によるピンポイントで反撃する能力を念頭に置いているとみられる。


「威勢よく言っていた国会議員はウクライナに行って戦え」橋下徹さんのツイートにネット上で賛否両論

元大阪府知事で弁護士の橋下徹さん(52)が27日、ツイッターを更新。ロシア軍の侵攻を受けたウクライナへ支援の気持ちを訴える人々に対して、直接的な“応援”を求めた。

橋下さんはウクライナが外国人部隊を編成するとのニュースリンクを張り「私はウクライナとともにある!ウクライナは徹底抗戦せよ!と言っていた者はウクライナに行って戦え」とツイートした。

その3分後には再びツイートを投稿し「日本国内でウクライナの国旗を掲げて集まってもクソの役にも立たない」と断じ「ウクライナとともにあると威勢よく言っていた国会議員は直ちにウクライナに行って戦え。それが本当に日本人を守るのか口だけなのかのリトマス試験紙。おそらく日本の国会議員のほとんどは行かないだろう」と、実際に戦地へ赴くことが本当の支援であるとの考えを示した。


似たもの同士のお調子乗りですなあ。


今日はこれにて。


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コメント 4

八犬伝

安倍にしても橋下にしても
同じ穴の狢ですね。
by 八犬伝 (2022-03-01 20:26) 

kazg

八犬伝様
>同じ穴の狢
ますますはっきりしてきましたね。しかも、出来の悪い狢です。
by kazg (2022-03-02 18:21) 

aki

中国による尖閣侵攻危機と、憲法改正の必要性を知って下さい

書込み大変失礼致します。
皆様にこの度どうか知って頂きたい事があり、誠に恐縮ですが書込ませて頂きました。

テレビが大きく報じぬ中、連日尖閣奪取を狙う、中国の日本領海侵犯が激しさを増す現状を、中国に侵略虐殺を受けるウイグル等と重ね、どうか多くの方に知って頂きたいです。

かつて9条の様に非武装中立を宣言し、平和的で軍事力の弱かったチベット等は、中国に武力で侵略虐殺され、その覇権拡大は現在進行形で行われています。

韓国が日本の竹島を不法占拠した際、多くの船員が機関銃で襲撃され死傷し、北朝鮮には国民を拉致され、
尖閣には中国艦艇が侵犯する現状でも、9条により日本は国を守る為の手出しが何一つ出来ません。

中国等の数百発の核ミサイル標準は常時日本に向けられており、尖閣、台湾周辺の動きも激化する中、9条を改正し自立した戦力を持たなければ、
有事の際、敵基地攻撃能力を持たぬ現状防衛力では、日本人の命と領土は守れません。

中韓による侵略は、メディアや野党が法制化を目指す、外国人参政権や夫婦別姓等からも始まっており、
外国人参政権はアメリカ始め世界でも認める国は少なく、

ハワイは米国に外国人参政権を与え乗っ取られ、ウクライナのクリミア半島も住民投票を行った体でロシアに帰属しました。

又夫婦別姓についても元々は中韓の制度であり、地位の低い女性は夫の姓を名乗らせないという、女性蔑視の歴史的背景によります。

この夫婦別姓は最終的に日本の戸籍廃止を目的としており 、戸籍により追跡発見が出来た
背乗りやスパイ等の犯罪も、これを無くす事で不都合な出自隠蔽も容易となります。

中韓に軸足がある野党やメディアが、制度の危険性を隠し国民を誘導する現状からも、既に浸透工作は最終段階である事、
日本でウイグルの悲劇を生まない為に、一人でも多くの方に目覚めて頂きたいと切に思い貼らせて頂きます。
https://pachitou.com
長文、大変申し訳ありません。
by aki (2022-03-03 19:17) 

kazg

aki様
貴重なコメントありがとうございます。
私の知識や経験を超えたご指摘も多く、勉強になりました。
ただ、いつも気がかりで、納得できる解を得られないのは次の点です。
>9条を改正し自立した戦力を持たなければ、有事の際、敵基地攻撃能力を持たぬ現状防衛力では、日本人の命と領土は守れません。
それでは、日本人の命と領土を守ることができる「自立した戦力」などというものがあり得るのでしょうか?「敵基地攻撃能力」は持っても、それを行使すれば反撃を受け、報復の連鎖を招くのは必至。それを防御するような「自立した戦力」など、19世紀(いや20世紀の一定時期も含むかも知れませんが)ならまだしも、現代の軍事・政治状況では現実離れしていませんか?
それよりはむしろ、アフガンで住民支援の活動中に銃撃を受け殺害された「ペシャワール会」の中村哲さんの、生前の言葉にこそリアリティを感じます。
「向こうに行って、9条がバックボーンとして僕らの活動を支えていてくれる、これが我々を守ってきてくれたんだな、という実感がありますよ。・・・武器など絶対に使用しないで、平和を具現化する。それが具体的な形として存在しているのが日本という国の平和憲法、9条ですよ。それを、現地の人たちも分かってくれているんです。だから、政府側も反政府側も、タリバンだって我々には手を出さない。むしろ、守ってくれているんです。9条があるから、海外ではこれまで絶対に銃を撃たなかった日本。それが、ほんとうの日本の強味なんですよ。」
敵基地攻撃能力を誇るようになった日本には、どんな強みが残るでしょうか⁇



by kazg (2022-03-04 10:49) 

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