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お詫びと緊急訂正、の巻 [時事]

RSKバラ園のバラの写真を何回かにわたってご紹介してきましたが、バラ園まで出向かなくとも、ご近所の散歩道にもバラは健気に咲いています。


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そして今アジサイが盛りです。(あいにく画像がありません)


蜻蛉たちの姿にも夏を感じます。


コシアキトンボです。


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そして、ウチワトンボ。


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左の羽根の下の方をよくみると、、、


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テントウムシが写っていました。


この日は梅雨らしい雨催いの天気でしたが、ここ2・3日はお天道様が眩しくて、ちょっと歩いただけでもあせみずくになります。


前回の記事にこう書きました。


政治が焦点化される選挙の期間中、主権者たる国民は、公選法の縛りにより、選挙や政治について自由に語れない「べからず」選挙のパラドックス。憤懣がつのります。

風向きに応じて獣についたり鳥を装ったりしてきたコウモリたち=補完=翼賛勢力が、すっかり正体を露わにしてきたことは、一面では憲法の危機が進んだとも言えましょうが、反面では、紛らわしさがなくなって、誰にも事態が見えやすくなったとも言えるでしょう。さればこそ、国民の中に、大いなる言論が巻き起こることが何より求められるのですが、こともあろうに、選挙期間中は「べからず」づくしですから、困ったものです。


書いた内容はまったくの虚偽でもないのですが、選挙期間中の厳しい制約に臆して、政局や政治問題への素朴な意見表明すらも必要以上に『自粛』するような気分が漂っていたかも知れません。


生来の早とちり・知ったかブリッコが災いして、選挙期間中はなんにもできない、みたいな結論になってしまいました。これは大間違いでした。お詫びして訂正します。


総務省のビラにはこう解説してありました。


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選挙期間中といえども、有権者にできる選挙活動はたくさんあるのでした。 


ところで、最新のネット情報ではこんなありさまになっています。


自公、改選過半数上回る勢い、維新は倍増視野 朝日序盤情勢調査


朝日新聞社 - 昨日 22:30
7月10日投開票の参院選について、朝日新聞社は22、23日、全国の有権者を対象に電話とインターネットによる情勢調査を行い、取材で得た情報も加え、序盤情勢を探った。現時点では、自民、公明の与党は改選過半数(63議席)に達し、非改選を含めた定数の過半数(125議席)を上回る勢い。選挙戦を左右する1人区で野党はふるわず、立憲民主が改選23議席を割り込む可能性がある一方、日本維新の会は改選6議席の倍増も視野に入る。

調査時点で投票態度を明らかにしていない人が選挙区で5割、比例区で4割おり、情勢が今後大きく変わる可能性もある。

自民、公明に、憲法改正に前向きな維新や国民民主を合わせると、改憲の国会発議に必要な3分の2(166議席)に迫る。


この事態、黙って受容するわけにはまいりません。


そこで手始めに、一般有権者にできる「インターネットを使った選挙運動」というのをこころみることにいたしました。


「市民と野党の共闘」が一定の困難に直面し、『野党』を標榜してきた一部勢力が、はっきり『改憲』派、『軍拡』派、「翼賛」勢力としての立場を公言してきている中で、今度の選挙では、憲法が争点としてかつてなくクローズアップしてきています。国民が改めて自ら憲法を選び取り、それによって平和と暮らしを守りぬく選挙となっています。


一方、世論調査では、憲法よりも物価への関心が言われます。新自由主義にもとづく、弱者切り捨て、大企業・富裕層優遇、アメリカ追随の軍拡優先の政治を転換する道が問われます。


その意味でも、野党共闘が成立している一人区での前進を期待しつつ、そのほかの選挙区と比例区でも、憲法九条をまもりぬき、野党共闘の前進を促進することのできる議席を最大限増やして欲しいものです。


私は、そのためにも、こんどの選挙では、「戦争させない。くらしに希望を。」と訴えている日本共産党の躍進を期待しています。その法定ビラに、作家のあさのあつこさんが「国がやるべき一番のことは、国民を戦争に巻き込まないことです。平和をつくる外交にとって、憲法9条は最大の武器だと思います。」とコメントを寄せておられるのに、深く同感します。


ところで、これはいつものとりとめなき友達自慢ですが、あさのあつこさんについては、当ブログでも何度か話題にしました。


たとえば草むしる老婆は今なく枯葎(かれむぐら)(2014-11-28)


「バッテリー」や「NO6」などで世に知られるようになった作家、あさのあつこさんは、私の通った高校で2歳ほど年若い同窓生ですが、国語教師に「君の文章が好きだ」と言われた一言が、後に作家の道へ進む遠いきっかけとなった旨、語っておられました。

WEB本の雑誌【本のはなし】作家の読書道第34回:あさのあつこさんという記事 に、こんな風にありました。

あさの : それと、ちょっと遡るのですが、高校生時代に現国の夏休みの宿題で短い物語を書いてくる、というものがあって。
20枚くらい書いて出したら、先生が「オレはお前の文章が好きだ」といってくれて。後で聞いたら結構いろんな子にそう言っていたらしいんですが、「文章が
好きだ」と言われたことがすごく嬉しくて、書きたいな、という気持ちはその時に芽生えていたんです。ただ、それをどういう形で作品化したらいいのかをずっ
と考えていました。それで、後藤さんの作品に出会って、このやり方でできるんだ、ということを教えられたんです。

詮索好きの仲間が、あさのさんご本人に質したところ、記憶の細部は曖昧であるらしく、あるいは授業担当だったM先生だったかも知れないということのようです。私などの印象では、上のエピソードから彷彿とさせられるのは、亡くなったU先生の面影です。でも、あさのさんの別の文章では、中学時代の事として語られていますし、実のところは謎。いやむしろ、「秘すれば花」なのかもしれません、、、。


        


岡山地方区では、これまで積み上げてきた野党統一が成立しませんでした。立憲・国民は、元玉野市長で無所属新人の黒田晋氏を推薦。これを受けて、共産は住寄聡美氏を擁立して挑みます。


黒田晋氏は、高校での「教え子」、住寄聡美氏は、教員出身であることと、父君が旧い友人であることなど、ささやかな縁がないではありませんが、それよりなにより、この清新さに若者の未来を託したいと思うのです。


sumiyori


そして比例区は、やはり野党共闘の要。平和と人権、いのちとくらしをまもって100年、日本共産党の五議席を死守して欲しい。中国ブロックは、この人。


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仁比聡平さんについては当ブログでも何度か書きました。


たとえば、期待ふくらむ、の巻(2019-01-06)


豪雨災害直後のツイッターには、こんな記事もありました。

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被災地を訪れた小池さんのお隣に見えるのは、仁比聡平参議議員の姿でしょうか?今日の演説会には、お二人ともそろって来岡、小池さん演説に先立って仁比さんからの挨拶・報告もありました。

仁比さんについては、以前こんな記事で紹介したことがありました。

充実の昨日、鬱々たる今日、の巻

ウィキペディアには経歴がこう紹介されています。
2000年 第42回衆議院議員総選挙、落選。
2001年 第19回参議院議員選挙、落選。
2003年 第43回衆議院議員総選挙、落選。
2004年 第20回参議院議員選挙、初当選(比例区)。
2010年 第22回参議院議員選挙、落選(比例区)。党中央委員初選出。
2013年 第23回参議院議員通常選挙、再選(比例区)。3年ぶりに返り咲き、国政復帰
福岡出身で、「デビュー」当初は、九州地方を活動基盤とされていましたが、近年は奇しき縁で、わが中国地方も活動エリアとなり、「ナマ仁比さん」の姿を間近にする機会も増えました。弁護士出身で、理路整然とした弁舌と、いかにも九州男児らしい潔さの魅力は、デビュー当初から格別のものがありましたが、昨年の戦争法国会での、具体的事実の重みをもとにした、凜として気迫のこもった追及がテレビ放映される機会も増え、押しも押されもせぬ論客としての存在感を増しています。そういえば、去年の夏の

ン?ナニマダラ?の巻

という記事中にも、仁比さんは登場しています。
ずっと前、「よい弁護士と悪い弁護士があります。」と、冗談めかして語っておられた言葉が印象に残っています。大阪を中心に、「ハシズム」旋風が吹き荒れていた頃の、率直な指摘でした。同じく「行列のできる法律相談所」の丸山なにがしサンは、米大統領を奴隷の末裔と公言したほか、日本が、そんな「ダイナミックな国」の一つの州になることについて「憲法上の問題があるのかないのか」などと仰天発言を繰り出しています。また「砂川判決」なる物を、ゴミ箱の中から「砂川判決」なるものをひろい上げて悦に入っている、同じく自民党の高村副総裁なる人も弁護士出身だそうですから。アベ暴走政治にストップをかけ、立憲主義と民主主義を取り戻すために、大道について団結する野党と、やむにやまれぬ国民の共同が、大きく地響きを立てて前進する可能性が、はっきりと見えました。

演説会の模様や感想を書きかけましたが、小池さんがツイッターでこんなことをつぶやいておられましたので、ご紹介して終わりにします。

koike2

引用します。

2019年初めての演説会@岡山市民会館大ホールに1400人!豪雨災害で中止した演説会が半年ぶりに開催されました。統一地方選で三人の岡山県議と五人の岡山市議の議席を守り抜こう!参院選の仁比そうへい比例候補、すみより聡美選挙区候補、おかやまいっぽん代表の吉岡康祐氏とで「いっぽん」サイン!

おかやまいっぽん代表の吉岡康祐氏は、前岡山弁護士会会長、日弁連副会長を務められ、戦争法反対の運動では、文字通り市民と野党の共同の中心を担ってこられました。今日の挨拶でも、「本気の共闘」という言葉に重みがありました。

参院岡山選挙区で、現在野党陣営として唯一立候補表明をしている住寄聡美さんは、11年間小学校教員を勤めた後退職。政治家活動に身を投じた若者。彼女のお父さんも、もと小学校教師で、教育研究活動などで、浅からぬお付き合いをいただいた縁。市民と野党の共同で、もしも国会に送ることができたら、もと岡山県知事として公務員の賃金を何年も削減し、それを率先垂範として次々に県民に犠牲をしいて、弱者に煮え湯を飲ませた現職自民の議席を奪い、積年の恨みを晴らすことができます。今年はチャンスと、胸がふくらみます。


思い起こせばこの年の選挙で、選挙区では住寄さんは立候補を辞退し立民の原田ケンスケ候補を統一候補としてたたかったのでした(惜しくも落選)。そして、比例区では仁比さんが苦杯をなめ、中国地方の議席を失ったのでした。


思えば、住寄さんにしても、仁比さんにしても、倦むことのない不屈の挑戦です。マスコミは取り立てて光を当てようともしませんが、そのかけがえのない価値を、多くの人に伝えたいと願ってやみません。


もう少し、リンクを貼っておきます。


ココがアツいよ。日本共産党

日本共産党の"ホント"が見えてくる1分ほどの「切り抜き」動画集

批判的…?怖い…?秘密主義…?
日本共産党にこんなイメージを持たれていませんか?
でもそれはだいぶ古い、断片的な情報をもとに
なんとなく抱いているイメージではありませんか?

もちろん、そんなことはありません。
「ココアツ(ココがアツい)」なシーンを集めたこの動画
1つ1つを見ていけば、きっとイメージが変わって
私たちの“ホント”の姿が見えてきます。


ココアツ動画はココから!

 

ところで 400枚を預かった選挙ビラ。健康のため、散歩がてら一気に撒いてしまおうと奮闘努力したのでしたが、一日目は昼間の暑さで早々と挫折。二日目の昨日は朝夕2回に分けて挑むも撒ききれず。ようやく今朝、早朝五時台に撒ききることができました。朝からシャワー三昧の毎日です。

今日はこれにて。 




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コメント 4

八犬伝

普通の感覚の人は、憲法がこの選挙の争点だとは思っていません。
一部の政党がウクライナ危機に乗じて
憲法を改正(いや、改悪ですが)しなければ
この国は成り立たない
とデマを飛ばしているのにすぎません。
正しい民主主義を取り戻す
その闘いであると思います。
by 八犬伝 (2022-06-25 23:36) 

プー太の父

ほんとに恐いのは国を守るなんて言いながら
防衛費を大幅に増やして使い物にもならないような
兵器を爆買いして戦争出来る状態にしたい今の与党や
一部の野党だと思います。外交努力なんてまったく
やる気を感じられません。困ったものです。

by プー太の父 (2022-06-26 15:06) 

kazg

八犬伝様
>正しい民主主義を取り戻す その闘い
まったくその通りと思います。
物価、消費税、賃金、年金、医療費、教育費、保育費などなど、暮らしと平和にかかわる痛切な関心事を、「民の声」に耳を傾けて解決していく政治こそ、求められる民主政治ですよね。
by kazg (2022-06-27 17:49) 

kazg

プー太の父 様
>使い物にもならないような兵器を爆買い
冷静な感覚に照らせばあり得ないような、バクチのようなのめり込みを、「有事」という興奮状態は、すべて「正当化」してしまうのでしょうか?ちょと醒めれば、苦い後悔しか残らないに違いないでしょうに・・・
>外交努力
地味な、しかし最も価値ある、合理的・理性的な努力のはずですが、、、

by kazg (2022-06-27 18:00) 

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