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ガラクタレンズ三昧 DIYレンズ?でマクロ撮影、の巻 [カメラ三昧]

『手づくりレンズ」 と言いたいところですが それは言い過ぎです。


既成の レンズや 部品を テキトーに組み 合わせた「 DIY レンズ」とでも呼ぶのが 正解 です。


すでに 過去記事でも何度か登場したBORGレンズと「玉抜トキナー」との組み合わせです。


 今年の初日の出、初鳥など、の巻(2019-01-04)


PENTAX K10D+ミニボーグ50(アクロマート)というこれまたレアな取り合わせ。しかも、いつもの PENTAX AFadapter1.7X (AFアダプター)によるオートフォーカス化ではなく、YAHOOオークションで入手した全玉抜き(もともと付属しているレンズをすべて取り去った)Tokina AF 100-300mm/5.6-6.7の鏡筒に、アダプターを介してBORGレンズを取り付けるという荒技を実験してみました。ミニボーグ50(アクロマート)は、BORG望遠鏡レンズの中でも、最もリーズナブルな廉価レンズで、EDレンズやFLレンズなど比べると、性能的には歴然とした差がありますが、この写りなら、お値段以上と言うべきでしょう。

飛翔するシラサギ。AFが、このレベルで効きます。

IMGP6522

IMGP6528


期待ふくらむ、の巻(2019-01-06)


先端のこの部分にレンズがついているだけで、そこからカメラまでは、空洞の「鏡筒」です。

P1065898

前回は、BORG50(アクロマート)を装着して試用して見たのですが、今日は、写りのよさを確かめてみたくて、EDレンズのBORG45EDⅡを装着してみたのです。

下は、メーカーHPによる商品紹介です。

これが45EDⅡ。

miniborg45

そして、アクロマートの50mm。

miniborg50

私の持っているのは旧ロットのもので、デザインはもっと地味です。

レンズの大きさはほとんど同じですが、アクロマート50mmは、そのまま玉抜きトキナー100-300mmAFの先端につなげば、無問題で焦点を結びました。60EDも、頭部が重くなってバランスが悪いことに目をつぶれば、そのまま装着できます。ところが、45EDⅡは、もう少し長い鏡筒が必要なようです。メーカーのシステムチャートによるとこんな図が示されています。

sisutemutya-to

borg7603や7505という部品(延長筒)は、どうやら4000円ほどもするようで、この出費は馬鹿になりませんから、あり合わせの部品でつないでみることにしました。

どう見てもスターリッシュとも軽快とも言えず、無骨でちんちくりんな出で立ちですが、できるだけ人目につかないように歩いてみました。(中略)

ジョウビタキもあらわれました。

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相当思い切ってトリミングしても、画像が破綻しません。

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(中略)

カワセミも発見。

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トリミングに耐える精細度。BORG45EDⅡの実力に感心します。玉抜きトキナー100-300mmAFも、AF速度は望めませんが、手動ピント合わせよりは信頼でき、実用の範囲と思います。今後も出番があるかも、と期待がふくらむ実験でした。



今日の話題は、BORG45EDⅡではなく、お手軽廉価版のアクロマート50mm。


上の記事にも書いたように、 先端のレンズ部分と玉抜トキナーアダプターで 繋げば動作しますが 、間にもう一つ、BORG M 57 ヘリコイド S というパーツを 挿入しています。 微妙なピント合わせ に寄与する ためと 最短撮影距離を 稼ぐ 意図があります。


ノントリミングでこんな撮影ができます。


IMGP4416IMGP4431


今日はこれにて。


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