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堂々巡りの"自由研究"、の巻 [趣味]

朝の散歩は、健康のために課している義務ともいえます。が、暑さにめげて、なかなか実行に移せません。


早朝六時前後に歩いても、帰り着くと汗のために着替えが必要です。ただ、ここ2ー3日は、遠くを通過した台風6号の影響による強風で、涼しさは感じています。といっても、尋常の強風ではなく、いろんな物が飛ばされたり倒されたりして、身に危険を覚えるほどです。


義務感で歩くだけでは気が進みませんので、いささかでも楽しみを得ようと貪欲になります。あれこれ考えるうちに、しばらく使わないでいたPentaxQと後継機のQs1を引っ張り出してみました。さすがに電池が消耗していて、充電して挿入しても、日時情報などが消えてしまっています。


何を思いついたかというと、前回記事で紹介したロシアレンズインダスタ-を着けてみてはどうかという”自由研究”のアイディアです。衝動買いで、ライカ→PENTAXQマウントアダプターを注文してしまいました。


これが手に入るまでの間、ひさびさにPENTAXQ S1を持ち出してみました。


8月9日の朝散歩の画像です。


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ペンタックス Kマウント用アダプターQを介して、カメラ庫の奥にあったマニュアルオールドレンズPentax M1.7 50mmを装着しました。こんな“精悍な”姿になります。


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ちなみにこのアダプターについては、ずっと前、こんな記事で紹介したことがありました。


なんちゃってマクロも楽し古レンズ(2014-03-09)


社外品のアダプターでは、例の「こんにゃく現象」とやらに悩まされます。

で、ここは奮発して、純正アダプターを購入しました。

PENTAX Kマウントレンズ用アダプタ Q 39977

PENTAX Kマウントレンズ用アダプタ Q 39977

  • 出版社/メーカー: ペンタックス
  • メディア: Camera

今日は、オールドレンズをいろいろ試してみました。


名もめでた貧者の和製ズミクロン(2014-03-10)


今日の携行機材は、昨日にひきつづき、PENTAXQに、PENTAX Kマウントレンズ用アダプターQを介してオールドマニュアルレンズを使う実験のために、RICOH XR RIKENON 50mm 1:2 というマニュアル式標準レンズをつけてみました。
このRICOH XR RIKENON 50mm 1:2 は、安価な割にはちょっと評判のあるフィルムカメラ時代のレンズで、ペンタックス純正レンズとはまた違う写りをするようです。その道でのツウは「和製ズミクロン」とか「貧者のズミクロン」とか呼ぶのだそうで。
私は、オリンパス社などのフォーサーズ規格・マイクロフォーサーズ規格のカメラで、アダプターを利用してKマウントレンズを使用することも楽しい遊びなので、いろいろなレンズを試してみています。このリコーのレンズは、構造上、装着に問題があって苦労した記憶があります。確か、宮本製作所(近代インターナショナル)のアダプタがそれを解消してくれたような。うろ覚えで済みません。

Rayqual 国産レンズマウントアダプタ Pentax K マウントレンズ-マイクロフォーサーズマウントボディー PK-MF

Rayqual 国産レンズマウントアダプタ Pentax K マウントレンズ-マイクロフォーサーズマウントボディー PK-MF

  • 出版社/メーカー: レイクォール
  • メディア: Camera

ところで、RICOH社は、かつて、生産していたフィルム一眼カメラにおいて、PENTAX社と共通のKマウントを採用していましたので、双方のレンズとボディを共用できるうれしさがありました。最近では一眼レフから離れてコンパクトカメラ中心に独自の存在感を示すメーカーとして好感を持っていました(実際に何台か使ってきましたし、今も使っています)が、とうとう吸収合併により、「リコーイメージング株式会社」が、ペンタックス・リコー両ブランドのデジタルカメラを製造・販売することになったので、ちょっとした感慨を覚えます。


RICOH XR RIKENON 50mm 1:2 は、どこへやったか見当たりません。Pentax M1.7 0mmについてはこの記事で書きました。


孫二人カメラの腕を競うとや(2014-08-15)


きのう、早朝散歩に持って出たカメラは、K5Ⅱ+AFAD+smc PENTAX-M 50mm F1.7という組み合わせ。軽快さをコンセプトに、「散歩」を優先させてみました。

このレンズは、私が最初に一眼レフ機(pentaxME)を買ったとき、ついていた標準レンズと同じものものです。そのときの個体は、露出関係の故障か、オート露での撮影が信頼できなくなり、かといって修理のコストもかさみそうなので、随分前、下取りカメラとして手放したのしたのですが、惜しくなって、また後で別のもの(カメラとレンズのセット)をヤフオクで買いました。

買いはしたものの、MF撮影の、単焦点レンズで、気合いを入れて撮影するというシチュエーションがほとんどなくて、出番に恵まれないままに、急速にデジカメ時代に突入しましたので、カメラの方は、今では時々触って楽しむだけのおつきあいになっています。

レンズの方は時々引っ張り出しては見ていますが、同じようなスペックなら、アドバンテージに勝ると思える他のレンズを使う機会が多く、 「並レンズ」のこれは、「コンパクト」さが私にとっては一番の特徴となっています。ガラスと金属の固まりですから、最近のプラスチック製品と比べると決して軽くはありませんが、見た目のキュート(?)さは、いい感じです。
写りはどうでしょう?

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8月10日の朝散歩では、定番標準単焦点レンズの01STANDARDPRIMEを装着。


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実にキュートな出で立ちです。このシリーズ、市場から撤退して久しいですが、つくづく残念に思われます。


写りも決して侮れません。


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さて、注文中のライカ→Qマウントアダプターが到着しましたので、今朝の散歩では、ロシアレンズインダスターを試してみました。


見た目もなかなかGOOD。持ち心地も好ましい。


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肝心の写りはというと・・・


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精密なピント合わせが難しいのと、性能上、精細クリアな画像は望めないようですが、レトロな味わいは嫌いではありません。




早朝散歩を楽しんで、午前中は、日本共産党の小池晃書記長が来岡しての学習会があるいというので、出かけてみました。が、搭乗予定の飛行機の故障で、時間に間に合わないとのことで、急遽、代々木の共産党本部と会場を結値のリモート学習会になりました。それでも、大画面いっぱいに「ナマ小池」ならぬ「半ナマ小池」をみつめがらの学習会。充実した時間でした。


夕方は、怒濤の孫守り。お泊まりのメニューもある由。


今日はこれにて。


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Enrique

当方もペンタのQ-S1持っています。
主にCマウントレンズを付けて遊んでいます。
Kのマウントアダプタも互換品を購入しましたが,カチッと止まらず不良品で返品したままで,純正品が欲しいなというところで終わっています。
by Enrique (2023-08-12 06:10) 

kazg

Enrique様
>Cマウントレンズを付けて
コンパクトさが魅力的ですね。

Kマウントアダプタ、互換品は個体差もあるのかもしれませんが、何かと不具合が多く、ストレスがたまり、ついつい純正品(驚くほど高額ですが)二手を出してしまいました。頑丈で、堅牢かつ厳密なのはよいのですが、結構無骨で重いので、これを湯買うのには気合いが必要です(笑)。
by kazg (2023-08-12 13:14) 

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