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なおも自由研究は続くノダ、の巻 [趣味]

お盆をめがけて台風7号が接近中です。


接近前の昨日、お墓参りはできました。


お盆休み中の大阪の次男も一緒です。


帰りに、長福寺三重塔に立ち寄りました。


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睡蓮が静かに咲いています。


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大学生の孫は、飛行機が欠航で、帰省は2.3日後になる由。この一家は、後日、改めて墓参りに行く予定だそうです。




学生時代、試験の最中に限って、いつもは澪向きもしない読書に手を出したり、急ぎでもない要件に着手してみたりするのは、「あるある」かもしれません。年を取っても、急ぐべき用事を後回しにして、とりとめのない趣味・道楽にあたら時間を費やす習癖は、いつになっても収まりません。あれこれ撮影機材をいじる遊びの堂々巡りが、まだまだ続いています。


アダプターを用いての機材の組合わせ実験の興味はあらぬ方向へと発展します。機材蔵に眠っているペンシルボーグ25を、GXRにつないでお散歩用に使えないかと、思いつきました。何か新しいアイディアのように思えましたが、何のことはない、相も変わらぬ二番煎じ、三番煎じのお粗末です。


例えばずっと以前にこんな記事を欠いていたことなどすっかり忘れておりました。


ガラクタ較べ続きます、の巻(2018-10-14)


今日持って行ったカメラシステムはこんなヤツ。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

異様な風体です。

右からリコーカメラGXR+MOUNT A12(ライカM互換マウント)+PENTAXKマウント変換アダプタ+pentaxヘリコイドエクステンションチューブ+oasis CAMERA MOUNT forPENTAX KM+OASISk36.4→m57/60AD+ペンシルボーグ25という、怪しいシステムです。

単眼鏡サイズの望遠鏡レンズを写真撮影に使うという、遊び心たっぷりのシステムですが、こんな写真が撮れます。

カマキリ。

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まだまだガラクタ較べ、の巻(2018-10-15)


帰ってきた小学生の孫が、庭のカナヘビを捕まえました。

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トリミングして大きくします。

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下は、前回紹介したペンシルボーグp25で写しました。

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(中略)

妹(右)も、こわごわ持ってみます。

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マニュアルによるピント合わせは骨が折れますが、画像の鮮明度はなかなかのものです。わずか15,000円ほどの、見た目もおもちゃのようなレンズで、これだけの写りは感動ものです。生産中止になっているのは残念です。


このペンシルボーグを久しぶりに使ってみようと取り出してみましたが、これをカメラと接続するための部品が、どこかに紛れて見当たりません。あり合わせの代替品をいろいろ試しますが、うまくいきません。BORG 【7457】M57→M57ADというパーツがあれば解決できそうですが、送料込みで4000ー5000円ほどかかりそう。迷いましたが段電子真下、そして思いついたのが、粘着テープで固定する原始的手法。


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人様には見られたくない姿ですが、まあまあ写せます。


この被写体は、大阪帰りの五歳の孫。


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ROCOH GXRには内蔵フラッシュがあったのでした。


PENTAXQ+ロシアレンズインダスター61だとこう写り


ます、


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しばらく会わないうちに大きくなりました。


この子のためにパパは、庭のカナヘビを飼育を試みようとしています。ペットショップで売っているトカゲ用の餌を与えてみますが、なかなか難しそう。


過去ブログに載せたカナヘビの写真を再掲させていただきます。


は虫類が苦手な読者様は、どうぞご用心ください。


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日本維新の会の馬場伸幸代表が、7月23日に出演したインターネット番組で、日本共産党について「日本からなくなったらいい」と発言した件。備忘的な追加メモです。


「考えの違う他党の意見も尊重するのが民主主義のあるべき姿で、馬場氏の発言は他党、ひいてはそれを支持する有権者をも否定するものだ」(法政大大学院白鳥浩教授のコメント「朝日」7/25)


 


「民主主義をどう思っているのか。共産党を支持する人がいて、何万人、何十万人が選挙で投票している。それが国の代表に名乗りを上げている」(7/25文化放送「大竹まこと ゴールデンラジオ!」)


 


「他党を『なくてもいい政党』と言う。これはけしからんですよ」(7/25TBSラジオ「森本毅郎スタンバイ!」で森本氏)


 


「政策で議論すべきで、発言は撤回すべきだ」「(第2自民党でいいとの発言について)本音が出た。自民党の『別動隊』と言い切った」(コメンテーターの酒井綱一郎「日経ビジネス」元編集部長)


 


「いろんな意見があって、一致点を見つけていくのが民主主義の最も基本のところ。全くそのことが分かっていない。立憲民主党に対する発言も含めて撤回を求めたい」(7/25立憲民主党 岡田克也幹事長)


 


「『共産党はいなくなったらいい政党』と言う者が公党の代表である事に強い危機感を禁じ得ません」「民主主義そのものを否定する危うさに黙っていてはならない」(立憲民主党 原口一博元総務相ツイッター投稿)


 


「共産党は政策や考え方が私たちとは全然違うが、違うからと言って無くなってよいとは思っていない」「多様な意見があるのが政治の世界であり、いかに合意形成していくかが政治の大事な役割ではないか」(7/28 公明党北側副代表)


 


いなくなってほしい人間に向けて小さなスイッチをカチと押す。すると、相手はたちまち消えうせ、もともと存在しなかったことになる。「どくさいスイッチ」は『ドラえもん』(藤子・F・不二雄さん)のひみつ道具の中でもおっかない▼野球でのへまをののしられた、のび太はつい、ジャイアンを消してしまう。次にスネ夫を。最後には、「だれもかれも消えちまえ」。結果、世界にいるのは自分独り。子どものころに読んで震えた人もいるか▼日本維新の会の馬場代表。五十八歳は小欄と同じ世代だが、『ドラえもん』は読まなかったか。最近のインターネット番組で共産党について「日本からなくなったらいい」と述べたそうだ▼立憲民主党には「立憲がいても日本は何もよくならない」。公党に対し、のび太のような「消えちまえ」は聞き捨てならぬ▼他党の主張や政策に批判を加えて自分たちの意見をぶつける。それはよい。考え方の違う者同士が互いの意見をぶつけ合い、よりよい方法を探る。それこそが民主主義の肝だが、その発言は対立する党の存在自体を否定してしまっている。別の考え方はいらぬ、消えろ。そう言っているのも同じだろう▼漫画ではドラえもんが消えた人々を取り戻す。反省した、のび太の言葉が印象に残る。「まわりがうるさいってことは、楽しいね」-。馬場代表、よかったらお貸しする。(7/29 東京新聞コラム「筆洗」)


 


ハヒフヘホー。その一言だけで、子どもたちは大喜びだ。アンパンマンの敵役ばいきんまんは、あまり悪者らしくない。ドキンちゃんのわがままに振り回されてばかりだし、「とどめだ!」と叫ぶわりに、アンパンマンをとことんやっつけたりはしない▼それはお互い様であるのだろう。アンパンチを打たれても、ばいきんまんは自分の家に逃げ帰るだけだ。どちらも徹底的には打ちのめさない。「その手前で止めるということが、ぼくは大事だと思っています」。作者はそう語っていた(『やなせたかし 明日をひらく言葉』)▼今年は、アンパンマンが絵本に登場して50年、やなせさんが亡くなって10年という節目だそうだ。改めて作品を読んで感じるのは、絶対の正義などどこにもないのだ、という「共生」のメッセージである▼翻って、いま私たちの目の前にある政治はどうだろう。「共産党はなくなったらいい」。日本維新の会の代表が放った言葉に、ため息がでた。政策論争ではなく、政党の存在そのものを否定するような発言は見過ごせない▼そうでなくても、自らの支持者にしか向き合わない国会議員が目立つ昨今である。広く国民の代表として熟議を重ねる。分断を避け、合意を探る。そんな民主政治の基本をよもや忘れてもらっては困る▼「正義でいばっているやつは嘘(うそ)くさい」とも、やなせさんは言った。自分だけが正しいとの排除の政治に陥れば、ばいきんまんに嗤(わら)われるだろう。ははは、ハッヒフッヘホーと。(8/1 朝日新聞「天声人語」)


今日はこれにて。


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コメント 2

八犬伝

こんな輩を政党のトップとして主導させているとは
それこそ
なかなった方がいいですね。
百害あって一利なし。
by 八犬伝 (2023-08-16 14:25) 

kazg

八犬伝様
粗野であればあるほど、下品であればあるほど、人気が出て支持が上がるというポピュリズムの悪見本でしょうかね?嘆かわしいことです。
by kazg (2023-08-18 13:36) 

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