RICOH GXRで撮った閑谷学校の紅葉、の巻 [カメラ三昧]
かつてこんな記事を書きました。
チャボツレンズの大奮闘、の巻(2018-11-14)
以前「チャボツレンズ」と訳のわからない愛称をつけたレンズがあります。↓こんな記事参照。
チャボツレンズもまた楽し
あな哀れ チャボツレンズに 秋の風
今朝は、「tamron」と「単焦点」の両要素を満たすレンズ、「tamron BBAR MULTI C AUTO 135mm F2.8」を引っ張り出してみたのだ。これは、ヤフオクで手に入れたもので、おなじtamronでも、かなり世代が旧いレンズらしいが、描写は気に入っている。ただ、用途が限られるので、いつも持ち歩くことにはならない。 (中略)
このレンズは、バッグにしまって、しばらく散歩と撮影を続けた。
と、何やら、腿のあたりがひんやり冷たい感じがする。 不審に思って確かめてみると、ズボンにかなり大きいシミができている。雨に濡れた覚えもないし、水を浴びた記憶もない。何かにもたれたときに濡れただろうかと、少々不気味な不思議さを覚えたが、訳がわからない。
そのまま歩いていると、バッグからぽたりぽたりと水がしたたり落ちている。中を覗いてみると、ペットボトルのお茶が、蓋がはずれてぜんぶこぼれてしまっている。バッグの中は、水(訂正お茶!)びたしとなっている。
すると、レンズは?
水没レンズは聞き覚えがあるが、茶没(チャボツ)レンズは初耳だ。
あな哀れ チャボツレンズに 秋の風
傷心のうちに帰宅し、ティッシュで拭いたが、レンズ内部までびしょ濡れで、効果がない。
ドライヤーを最強で当てて数十分、レンズが熱くて持てないほどに熱して、ほとんど乾かしてみたものの、まだレンズの曇りが取り切れない。防湿庫にて安らかに休ませている所だが、さてどうなることやら。とほほ。
このガラクレンズを久しぶりに引っ張り出し、リコーGXR MOUNT A12に装着してみました。(中略)11月13日(火)、訪ねたのは岡山県備前市閑谷(しずたに)にある「特別史跡旧閑谷学校(しずたにがっこう」です。
今回は、このチャボツレンズの奮闘ぶりをご紹介します。
(中略)
悲運のガラクタオールドレンズにしては、なかなか雰囲気のある画像になっていませんか?切りがないので今日はここまで。
先日の訪問では、このリコーGXR MOUNT A12ではなく、GR LENS A12 28mm F2.5をバッグにしのばせていました。この記事で紹介した機材です。
GR LENS A12 28mm F2.5、の巻(2022-10-22)
リコーGXRに装着するレンズユニットとして、「GR LENS A12 28mm F2.5」というものを、最近、中古で購入しました。10年以上も前に発売された製品で、しかもこのGXRというシリーズ自体、製造中止になってから久しいのですが、物好きにも、中古で手に入れて時々使っています。
ところが、いつどこをどう間違ったのか、露出補正(EV)を大幅にマイナスに設定)(大体-3ほど)したまま撮影していたことに、あとになって気がつきました。
すべてがこんな画像です。
悔しいので、画像処理ソフトで、露出をいじってみたのが次の画像です。あまり明るくしすぎると、画像が荒れてしまうので、微妙なレベルで補正してみたのですが、適正露出での撮影を心がけるべきだという初歩的原則に、今更気づかされた次第です(トホホ)
今日はこれにて。
茶没レンズ、いい味わいじゃないですか。
露出補正は、残念でしたね。
by 八犬伝 (2022-11-28 20:30)
>茶没レンズ、いい味わい
えヘ!改めて見てみると、私自身そんな気がしました(笑)
by kazg (2022-11-29 09:00)