空は秋色、の巻 [日録]
フェイスブックが、おなじみのサービスで、2015年の今日9月五日の投稿を思い出させてくれました。
このネタは、こちらの過去記事です。
あれ見たか 二つ蜻蛉の ハート型、の巻(2015-09-04)
今年もこの季節、散歩中にこの花を見つけました。
(中略)
ルコウソウについては、以前こんな記事を書いたことがありました。
朝顔と思うておった縷紅草
鏡花忌に二つ蜻蛉も艶めくや
ふと見ればヒガンバナ咲く野良の道
懐かしの生徒句集も最終回、の巻
鏡花忌に二つ蜻蛉も艶めくやで書いた記事を少し引用させていただきます。昨日、九月七日は泉鏡花の忌日だそうです。
先日、この記事で縷紅草(ルコウソウ)とおぼしき赤く可憐な花を話題にしたところ、 ふゆん様からいただいたコメントで、泉鏡花を思い出させていただきました。
鏡花が亡くなる2カ月前に「中央公論」に発表した「縷紅新草」」は、鏡花最後の作品=絶筆となりました。
- 出版社/メーカー:
- 発売日: 2012/09/13
- メディア: Kindle版
(中略)この「縷紅新草」という題名は、夏に小さな赤い花を咲かせる縷紅草に”新”を加えた鏡花の造語で、登場人物の儚い娘を連想させます。
「縷紅新草」は、こんな不思議な歌で始まります。
あれあれ見たか、
あれ見たか。
二つ蜻蛉(とんぼ)が草の葉に、
かやつり草に宿をかり、
人目しのぶと思えども、
羽はうすものかくされぬ、(中略)
相も変わらぬ、二番煎じの発想ですが、きょうは、イトトンボの「二つ蜻蛉」をご紹介します。
ハート型に見える、という説もありますが、いかがでしょうか?
草の葉に止まるハート型のイトトンボ posted by (C)kazg
草の葉に止まるハート型のイトトンボ posted by (C)kazg(以下略)
偶然ながら、昨日の散歩でも、ハートイトトンボに出会った記事をかきました。
ところで今日も、機材ネタがつづきます。
ほぼ毎週、老母が一人で住む田舎の実家へ、ちょっとした農作業や買い出しの手伝いのために出かけています。今日は、遠隔地から帰省中の大学生の孫も、一緒にでかけ、少々野外仕事の手伝いをしてくれました。特段のお散歩もできませんが、このたび新たに中古で入手した旧世代カメラPENTAX istDLを連れて行きました。どんなレンズを試してみようかと迷いましたが、SMC PENTAX-F FISH EYE 17-28mm F3.5-4.5(中古)を引っ張り出してみました。この記事でも紹介した魚眼レンズです。
レンズ三昧、の巻:ナードサークの四季 vol.2:SSブログ (ss-blog.jp)(2022-08-01)
普通の空が、魚眼効果で天球になります。
ズームを操作すれば、湾曲具合が調整されます。
上の引用は、フルサイズ機であるPENTAX K1による「作例」ですが、istDLでは、おとなしい広角レンズとして使えまいかと思ったのでした。
台風の余波でわずかな雨や少しばかりの風の影響はありましたが、あいもかわらぬ35度超の炎暑に辟易させられます。ただ、空の色は、すっかり秋ですね。
ニラの花とアゲハ。 トリミング画像です。
今日はこれにて。
ニラの花にアゲハ、お見事な同定です。
♀でやや黄色っぽいですが、模様はアゲハそのものですね。
by Enrique (2023-09-07 08:02)
Enrique 様
コメントありがとうございました。
早速お返事したつもりでしたのに、操作ミスでしょうか,投稿が掲載されていませんでした(汗)
アゲハ、色がかなり黄色いので,迷いましたが・・・当たってうれしいです(笑)
by kazg (2023-09-09 16:52)