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あてどなき「お散歩カメラ探求」、の巻 [趣味]

面倒なパソコン仕事が少し片付いたようです。一つは、以前書いたこれらの記事と同じく、大の苦手の会計処理。


畑仕事と灰色の事務仕事、の巻(2016-09-21)


今日の作業は、もう一つ。お手伝いしている年金者組合支部の会計処理。大の苦手分野です。領収書その他を整理して、一年間の決算と次年度予算を仕上げ、近く開かれる支部大会にそなえます。
せっかくの秋晴れを横目にしながら、室内での作業に追われて、今日は散歩ができませんでした。


     

諸事多端、の巻(2021-08-12)


孫たちの夏休みは、ジジババにとってはそれなりに忙しいです。年は重ねても、夏休みは忙しいです。幼少時ほど、みっちり託児所業務に携わる必要はなくなりましたが、小学生は夏休みの宿題を持って我が家に滞在しますし、中高生にも、昼ご飯を提供すべき日も多いですので。

それとは別に、退職者の身には、平日休日の別なく「貧乏暇なし」を痛感することが多く、とくにこのところなぜだか忙しく、スケジュール帳をめくるとこんな有様。

(中略)

8月3日 年金者組合地元支部の定期総会。これにあわせて会計処理とか、活動経過のまとめとか、なかなか手間暇と気疲れを伴う作業が必要で、かなり消耗しました。


上の記事から読み取れますように、年によって大会(総会)の開催日程がまちまちなのは、主に準備(特に会計処理)の進捗具合によるもので、皆様にご迷惑をおかけします。今年は9月の中旬過ぎに予定しており、なんとか準備が整いました。


ほかにも、停滞中だったパソコン仕事が二つ三つ片付いて、少しゆとりが生まれましたので、久しぶりの記事更新です。




さて今日の記事。意味不明の奇妙な表題のココロは?


つらつら思い返すに、私の過去記事における機材ネタの中心テーマは、どうやら「理想のお散歩カメラさがし」であったかもしれません。最初から被写体が絞られている撮影には、広角、望遠、マクロなどなど、相応の「装備」で望むのですが、私が求めるお散歩カメラの場合は、軽快コンパクトで、しかも一定程度の写りの水準を確保しながら、あらゆるシチュエーションに対応したい、そして、資金投資はあくまでも小遣いの範囲で、という欲張りな注文に応えるための堂々巡りを繰り返しているように思います。


ところで、私の中で一応完結していた到達点は、フィルム時代のPENTAX Zシリーズに、タムロン28-200mmというお便利ズームレンズのコンビだったことを、最近続けてご紹介したベトナム旅行の写真から思い出しました。これで、日常生活で遭遇するほとんどの場面に対応でき、ほとんど不都合を感じなかったのでした。鳥撮りとか、特別のマクロ撮影とかには、別のアプローチが必要でしたが。


その後デジタルの時代になり、APS-Cのイメージセンサーサイズでは、28mm始まりでは広角が弱く、18mm始まりのレンズが必要となりましたが、金銭的理由から、ようやく手が出る18mm-125mmを、しばらく使いました。事情は、この記事のごとくです。


晴れたるも曇りたるも佳し夏散歩(2014-07-14)


k10+シグマ18-125mm。
このレンズは、istDのために デジタル用途で最初に買ったレンズです。デジタル一眼は、レンズ交換時に撮像素子にゴミが入りやすいので、交換は避けた方がよいと教えられ、一本でまかなえるレンズをと、購入。フィルムカメラで使っていたtamron28-200を流用することも考えましたが、広角が弱いので。

望遠域が125mmでは物足りないのですが、200mmをカバーするレンズは価格的に手が届かないので、これで我慢しました。

結果オーライで、よく活躍してくれました、、、が、最近は何かと出番が減りました。

IMGP1337_R.JPG

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その後、価格もこなれたので、tamron18-250mmを中古で購入し、かなり頻繁に利用したのですが、ついにこんな有様になってしまい、使用不能となりました。


トホホの続き、の巻(2022-07-30)


携行したのは、Pentax K 30 にタムロン 18 -250mm 。 その日に出会うような大抵の被写体は、 18-250mm の ズーム域で 事足りる つもりだったのですが、 どういうわけか、このレンズ、いざ使おうとするとレンズが 18mmの最広角域で固定され、 ズームが少しも動かなくなってしまいました。 ロックボタンが付いているのですが、これを解除してもなおりません。 広角域の写りは それなりに 満足のいく 出来栄えですが、 高倍率レンズとしては いくらコンパクトな 機種 とはいっても、 広角撮影だけのために このレンズを持ち 歩くのは 鶏を割くに牛刀を用いるの類で、 いささか滑稽でもあります。(中略)

    

このレンズ、私にとって必要不可欠であるかどうかは確信が持てませんが、しかし便利なレンズであることは間違いがないので 、 しばらく 迷った末に 、カメラ屋に修理依頼をすることに しました。
店頭に持ち込み、修理の 相談をすると 店員さんが早速 メーカーと連絡を取ってくれました。修理 が可能かどうかの確認をしてからメーカー送りにするのが よかろうとの配慮からでした。 その時のメーカー側の返事は、 古い製品なので、 部品が 保管してあるかどうか確認したうえで、改めて修理可能かどうかの連絡をする とのことでした。 修理が可能なら メーカー送りにするということで、店頭預かりをお願いして帰りました。

と、その日のうちに カメラ店から電話があり、メーカーには 部品が無く修理不能との由。 お預かりしてるレンズはそのままお返しします とのことでした。

カメラ店を訪ねる前は、敢えて修理代金をかけてまで 修理を依頼するかどうか という点では悩みましたが、 修理不能という結論は想像もできませんでした。 古い製品とはいっても、私のなかでは比較的新しいレンズのつもりでした。

上のメーカーサイトの情報によると、と2010年に生産終了 となっているようです。なるほど10年以上も前の製品なら、部品がないというのも成り立つのでしょうかね。
ところで、私が購入したのはいつだったか、気になったので調べてみました。amazon, 楽天 ,YAHOOショップ,キタムラカメラなどの購買履歴をしらみつぶしに確かめたのですが、見つかりません。(YAHOOショップは、7年以上遡れないのでそれ以前の購入だと履歴に記載されていません)

ネットオークションの記録も、以前は履歴がたどれたような覚えがありましたが、現在のシステムでは、ごく短い期間のものしかたどることができません。一つのアイデアとして、取引相手からの「評価」を丹念にたどっていけば取引商品名も記録されているはずと、何年間かにわたってネット取引の記録をたどり記憶を飛び起こしては感慨に浸っては見たのですが、これも徒労でした。
ちなみに、私のブログでこのレンズが登場するのは、どうやら2014年頃からのようです。たとえばこんな記事の前後が初出のようです。

夕焼け その4(2014-10-20)

夕焼けシリーズも4回目になります。

昨日の夕方、町内のはずれまで散歩の足を伸ばしました。

_K529020_R.JPG


空と川を染めて夕日が西に傾くのを、橋の上から見るのが好きなのですが、歩くとちょっと遠い。車だと、駐車場所に困る。自転車で行くのが便利です。でも、「散歩が主、撮影はついで」というコンセプトを改めて確認し、敢えて歩くことにしました。

DSCF5853_R.JPG

(中略)

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上の写真は、pentaxk5+タムロン18mm-250mmで撮影しました。


疑問を残して終わるのも目覚めが悪いので、2013年から2014年頃を中心に、当時の着信メールを逐一ひもといてみることにしました。すると、ようやく、2014年9月18日(木)付のメールで、ネットオークションの取引の記録をみつけだすことができました。

kazg様

おめでとうございます!
商品「★超美品!★ TAMRON AF 18-250mm F3.5-6.3 Di2 A18 PENTAX♪★」を落札しました。

※このメールは今後必要になる場合がありますので、必ず印刷または保存しておいてください。

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃■落札したオークションの情報
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

商品:★超美品!★ TAMRON 18-250mm F3.5-6.3 Di2 A18 PENTAX♪★
オークションID:◎◎◎◎◎◎◎◎
終了日時:9月 18日 22時 51分
---------------------------
希望数量:1
落札数量:1
落札単価:16,500 円

私にとっては、それ以来8年弱の付き合いになります。ちょいとしたお出かけの時などの常用レンズとしてしばしば使用し、当ブログにも頻繁に撮影画像を載せました。我が家のレンズの中では比較的新参者で、深い愛着を覚えるまでには至っていないのも事実ですが、使えなくなってみるとしみじみ残念さがつのります。

たちまち、ちょっとしたお出かけ時の常用レンズをどうするかに悩みます。


     かかる状況は今なお変わらず、TAMRONまたはシグマの18-250mm をもう一度中古で買おうか、それとも望遠域270mmまでのズーム機を、PENTAX純正も含めて探そうか?などと、中古ショップやヤフオクの情報をしばしばチラ見しながら、決心がつかず今日に至りました。


そうこうするうちに、PENTAX k1Ⅱをお散歩に持ち出す機会もしばしばある中で、フルサイズ機であるならば、28mm始まりのZOOMレンズも、広角は十分ではないか?昔使っていたTAMRON28-200mmでも便利だったが、その後ポピュラーになったTAMRON28-300mmはお散歩用に使えないだろうか?などという悪魔のささやきが聞こえてくるようになり、ネット情報を探るうちに、TAMRON28-300mmとPENTAX istDLをセットにしたオークションが一万円ちょいで出品されていました。今更画素数わずか600メガピクセルの、旧機種に何の価値があろうか?最初に入手したデジタル一眼istDが、経年とともに性能的にも見劣りするようになり、いくつかの不具合を口実に買い換えたことを忘れたのか?しかも、istDLは、その初代istDの廉価版で、機能も性能も格下なのに・・・、と、理性の声は解くのですが、ついポチってしまいました。高額入札者があらわれてくれたら諦めようと、イヤむしろ品物を手に入れた後でトホホの気持ちに苛まれるよりは、高額入札者があらわれてほしい、とまで思ったのですが、幸か不幸から落札してしまい、昨日商品が届きました。


今日の記事、トホホ話となるか自慢話にできるか、紙一重のところですが、ともかく「作例」をご覧あれ。


まずは、istDL+TAMRON28-300mm。最大望遠域の300mm付近で写すと・・・


ruritatehadl


これは、昨日の日曜日来訪中の3歳児の孫がばあばとともに捕まえたちょうちょを、部屋の中で逃がしてやったところ、天井の照明器具の傘のところに止まった様子。ノントリミング画像です。APS-Cカメラで300mmだと、相当の望遠効果が生まれますね。低感度には強くないistDLですから、室内の暗さで、写りはいまいち不満足ですが、ルリタテハであることはお分かりいただけるでしょうか?


当初の目的であるk1Ⅱで試してみますと・・・


300mmでも、そのままでは豆粒ほどの小ささになりますので、かなりトリミングしています。精細度ではやはり当然ながらk1Ⅱが上回るようです。


ruritatehak1


istDLを生かす道はないかと、SMC pentax DA1:1.8 50mmをつけてみます。


IMGP0033


IMGP0035


やはり屋外の撮影のほうが性能を発揮できるかもと、今朝の景色を写しててみました。やや広角のSMC pentax DA 35mm(f2.4)を使いました。


IMGP0002


IMGP0006


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ccdカメラの味、とまで言い募る気はありませんが、心地よい画像です。


istDL、しばらく使ってみます。


さて、本来のテーマである「お散歩カメラ」の首尾は?


K1IM0385


K1IM0383


広角域の写りは満足できます。


K1IM0371


中望遠域(135mm)もOKでしょう。


このレンズ、正式名称はAF 28-300mm F3.5-6.3 XR Di LD Aspherical [IF] MACRO (Model A061) といいます。つまり、”MACRO”の名が冠してあるように、最短撮影距離が0.49m(全域)と謳ってあります。しかし、実際にはマクロ撮影は、なかなかピントが合ってくれません。


でも、これくらい写れば良しとしましょうか。いずれもトリミング画像です。


ツマグロヒョウモン♂


K1IM0386


イトトンボ


K1IM0351


ハートイトトンボ


K1IM0365


若スズメ


K1IM0372


ツチガエル


K1IM0338


秋の作物のために耕した畑に、たくさんいます。


K1IM0347


今日の散歩でもカワセミに会いましたが、ちょっと遠く、なかなか鮮明には写りません。かなりトリミングしてもこの大きさです。フルサイズ機では、300mmレンズでの鳥撮りは、やはり難しいようです。


K1IM0376


結論的には、pentax k1Ⅱ+TAMRON28-300mmという組み合わせは、「お散歩カメラ」として、アリだと思います。ただし覚悟の上とはいいながら、少々重いです。


今日はこれにて。


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