やっぱり自信喪失、の巻 [カメラ三昧]
自信喪失の話題が続きます。
我が家には2台の自家用車があります。
1台は、亡父が乗っていたものを引き継いで乗っています。
この記事に書いた車です。
父のテレビ出演!の巻(2021-07-10)
老父がテレビ出演しました。
といっても、ローカル局の地元密着番組で、旧タイプの自動車にも後付けできるブレーキ踏み間違い装置を開発した地元企業の社長さんを紹介するコーナーで、その恩恵にあずかっている利用者第一号として、ひと言インタビューやら運転実技の披露やらの場面を、短時間紹介してくれたのでした。
(中略 )
さすがに地元に根ざした企業家だけあって、田舎住まいの高齢舎にとっての車の必要性を、肌身を持て感じておられ、こうおっしゃることばが切実に感じられました。
開発メーカー社長 地元に住んでたらわかるんですけど、 車がなかったら生活できないんですよ。 地元の人が困ってられるんで、それを何とか、 できれば今お乗りの車をちょっと改造することによって、 安心安全の車にすることができればいいなと思って、はじめたんです。
先日の記事で、投稿短歌が新聞に掲載していただいたことを書きましたが、その時同時に投稿していてボツになった歌はこんなものでした。
僻村の父九十四老いたれど運転免許まだ手放せず
それから間もなく父は体調を崩し、入退院、施設入所などを経て、三月の初め逝去したのでした。
もう一台の車については、この記事。
爽やか!の巻(2021-08-10)
先日、60代最後の誕生日を記念して(笑)カメラを新調した件については前記事で書きましたが、それと相前後して、この度 車を新しく買い替えました。
前の車は 、先日18歳の誕生日を迎え選挙権も得た、一番上の孫が生まれたころ、 パパとママが 購入し て乗っていた1000cc の コンパクトカーです。
(中略)
買い換え前に、小1の孫と記念撮影。特徴のある車体カラーですのでモノクロ画像にしておきます。
それを、その後孫家の人口増加に伴って、私の乗っていた8人乗りミニバンと交換して、私が使ってきました。今なお快調に走ってくれますが、18年で走行距離22万キロも超えたのでここらをシオに、ワゴン型軽四に買い換えた次第。
5年落ちの中古です。小型耕運機など、農用具を運ぶにも便利かと思いまして。
覚えやすいように、色もナンバーも似せてみました。(個人情報保護の観点から、モノクロ・モザイクを施しています)走行距離2万キロ。あと20万キロ乗れましょうか?
きょうはこれにて。
今見たら、走行距離46200kmを超えてました。通勤していた頃はもっと長い距離終を走っていたでしょうが、それでもなかなかの活躍ぶりです。
さて、自信喪失というのは何かと申しますと、昨日、ある大事な会があって、この車を動かそうとすると、エンジンが始動できません。
この車は、運転者がリモコンキーを持っていれば、プッシュボタンでエンジン始動できる使用になっており、金属の鍵を差し込んで回すという旧来の指導方法ではありません。これは便利な機能なのですが、リモコンキーを持たずに運転しようとしてもまったく融通が利きません。ですので、外出時にはいつも、キーを入れたバッグを持ち歩くことにしています。ところが、そのバッグを持って運転席に座っても、キーがないという表示が出て、一切反応してくれません。
ひょっとして、何かの弾みでバッグの中からキーがこぼれ落ちてしまったのかと推理して、家中を探し回るも見当たりません。青ざめて記憶をまさぐると、前日夕方までこの車を使ったあとは、外出もしていませんし、バッグを家の外に持ち出した記憶もありません。駐車場から玄関までの通路や、庭の洗濯物干し場、昨日身につけていたズボンやコートのポケット、風呂の脱衣場の近辺、寝室の隅々、パソコン作業をするエリアの周辺などなど、思いつく限りの場所を何度もひっくり返して探し回りますが、埒があきません。そうこうするうちに、時間は刻々と過ぎ、約束の刻限が迫ります。
実意はこの会議、私がいわば「主催」の役目っを負っており、前日からほぼ半日以上の時間をかけて、レジュメや諸資料を準備し、それから、お集まりの皆さんへのお土産代わりに、畑の大根や小松菜(徒長してしまっていますが 汗)、を新聞紙でくるみ、持って行く準備もしていたのですが、エンジン画家から中ればどうしようもありません。
車が2台あるのなら、もう一台を使えばよかろうというご意見もございましょうか?まさしくその通りなのですが、いかんせん、我が家の駐車場は、手狭で、縦に2台停めているので、前の車が動かなければ、後ろの車は使えない(トホホ)のです。
スペアキーというものがあるだろう!というご指摘もありましょう。ですが、あいにくスペアキーを持ったわが妻は。発熱中の孫の守のために、泊まりがけで出かけています。
いっそ、タクシーを使って会議場所まで行こうかとまで思いましたが、夕方には小学生の孫二人のお迎え、夜には、孫守中の妻のお迎えをしなければなりません。タクシーを使うのなら、妻のいる孫宅までタクシーで行き、スペアキーを持って帰るのが賢明かも知れません。
思いあぐねて、まずこの危機をやり過ごすために、会議の後日への延期を参加予定の皆さんにお諮りし、了承を得ましたました。念のためにと、もう一度バッグの中を探りますと、ちゃんとリモコンキーが入っているではありませんか、これをもって車に乗り込みますと、今度は呆気なくエンジンがかかりました。思うに、リモコンキーの電池が消耗していて、うまく機能しなかったのだと思われます。デジタル文明便利さの裏にある脆弱性に改めて気づかされる思いがします。
再度電話連絡をして、10分遅で会議を実施することができました。
すべてが私に非があるというわけではありませんが、もっと早く適切な対応はできなかったかと、悔やむ思いはつきまといます。
もう一つ、適正な判断能力がおとろえているのではという「自信喪失」の事例があります。
先日こんな記事を書きました
深山の紅葉、の巻(2022-12-02)
最後は、OLYMPUS OM-D E-M1に、フォーサーズマウントアダプタを介してZUIKO DIGITAL ED 40-150mmを装着。このレンズは、フォーサーズのOLYMPUS Eシリーズの頃に、中望遠ズームとして常用していました。
(中略)
ですが、何かの拍子に破損して以来、この望遠域を補うレンズは他にもあるし、今ではEシリーズのフォーサーズカメラ自体手元にないことから、長く使用することはありませんでした。つい最近、OLYMPUS OM-D E-M1での使用を思いつき、なりゆきで中古購入したのでした。
このZUIKO DIGITAL ED 40-150mmの中古購入も、非理性的な判断でしたが、さらに非理性的なことに、「今ではEシリーズのフォーサーズカメラ自体手元にない」という過去の決断・選択を覆して、一度は売り払っていたオールドカメラE-520をまたまた中古購入してしまったのです。
このカメラ本体の購入金額はお小遣いの範囲内でしたが、レンズフード、CFカードも新たに購入しましたので、これが本体に匹敵する出費で、自分の判断力を疑うに十分の非理性的行動といわずにはいられません。
そのOLYMPUSE-520+ZUIKO DIGITAL ED 40-150mmをお散歩カメラとして使用すると、軽快で楽しいのです。
写りもこんな具合で、後悔はありません。
「令和の大改装」で化粧直しされた岡山城。
後楽園周縁の遊歩道。
今日はここまで。