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深山のカモ、の巻 [鳥三昧]

忙しさ、せわしさを嘆く記事を、過去に何度か書いた気がします。「心が亡ぶと書いて忙しい」だとか、「ア、イソガシ」を口癖にして忙しがるが客観的にはそれほどのことでもない、というような話題を書いたことがあったように思うのですが。今探してみても見当たりません。


でも、同工異曲の繰り返しを書きたくなってしまいます。


ところで、後者の「ア、イソガシ」は、昔、よくお茶の間のテレビで流れていた喜劇番組のネタの一部でした。


気になってググってみますと、吉本新喜劇など演劇・コメディの世界で活躍された谷茂(谷しげる)さんのギャグだったそうです。ウィキペディアにこんな紹介がありました。


箒を横向きに抱えるポーズで「よっこいしょ...は、いそがし、は、いそがし」と言いつつ横向きのまま小走りでステージを去る。


吉本興業退社後、あれこれの遍歴を経て、現在、「猿回し師」として活躍されているそうです。


それはさておき、最近のスケジュール帳を見て、そのtodoの多岐多様さに感慨を覚えます(笑)それぞれのスケジュール内容に関わって、立案とか、準備作業とか、計量しにくい拘束時間もたっぷりあって、その合間を見て、「は、いそがし、は、いそがし」と口ずさみながら貪欲にカメラ散歩とブログ更新の作業を「消化」しています。いえいえ、これは決してノルマではなく、もとより至上の愉楽であるのですが・・・


この2~3日は、ある案内はがきを出す必要から、担当の方々と集まり、相談し、文案を検討し、住所録を整理・準備し、郵便局で300枚余のはがきを購入し、我が家のプリンターで文面と住所を印刷し・・・という作業に思わぬ時間をとられました。作業の途中で、うっかりはがきの裏表を逆に装填してしまったため、50枚ほど書き損じを作ってしまいました。手数料を払って新しいはがきに交換してもらい、また印刷にかかるという作業の結果、ようやく刷り上げることができました。一昨夜などは、余りに印刷速度が遅いので、最後まで付き合いきれず、プリンターに深夜作業を任せて私は床につきました。翌朝(つまり昨日の朝)、プリンターを確認すると、印刷不良の状態で、途中で作業が止まっています。なだめなだめ、最後まで印刷し終えて、考えたことは、最寄りの郵便ポストは、一日に一度だけの集配で、確か午後の集荷のはずだから、局まで持ち帰って実際に配達の作業に取りかかるのは位置のことだろうと危ぶまれます。間に土日を挟むと、配達がずいぶん遅れるという経験を、最近何度も味わっています。


思えば、小泉元首相が「自民党をぶっ潰す」「批判者はすべて抵抗勢力」と豪語し、「改革の本丸」と称して鳴り物入りでぶち上げた「郵政改革」の宣伝文句にこんなことが言われてましたが、歴史に特筆されるべき誇大広告ではないでしょうか?


市場における経営の自由度の拡大を通じて良質で多様なサービスが安い料金で提供が可能になり、国民の利便性を最大限に向上させる


ともあれ、「中央局」で投函しておけば、少しでも早く配達してもらえるのではないかと期待して、一刻でも早くと、玉野中央局に持ち込みました。深く考えず、玄関前の大きなポストに投函したあとで、ふと確認すると、早朝の集荷にはもはや間に合わず、次はしばらく開いて午後1時過ぎの集荷だそうです。がっかりです。


せっかくこちらに来たので、この日も深山公園に寄ってみました。鳥撮利用の機材もリュックに入れていきました。でも、スマホを持たずに来たことに気づき、赤松池のカモたちだけ写して、短時間で立ち去ることにしました。


ちなみにこれは、前回記事に載せたプチ紅葉狩りの際、同場所で写したヒドリガモです。古いレンズを使うために、最近あえて中古購入した旧式のフォーサーズ機OLYMPUS E-520に、保管庫の隅から引っ張り出したレフレックスレンズ TAMRON SP500を装着してみました。


話は飛びますが、TAMRONといえば、最近2代にわたって、社長が私的に流用していたという不祥事が話題になりました。


共同通信は11月2日、「歴代2社長で1億円超流用 タムロン、女性と私的飲食」との記事を配信し、YAHOO!ニュースのトピックスに転載された。タムロンという企業を知らない方もいるかもしれないが、カメラ用レンズで世界シェアの約4割を占める優良企業だ。担当記者が言う。
「タムロンの創業は1950年。双眼鏡レンズの研磨加工の下請けからのスタートし、当時の社員は13人だったそうです。高い技術力は昔から定評があり、1950年代に日本製のカメラが世界で脚光を浴びるようになると、タムロンがカメラ本体の生産に乗り出したとしても不思議ではありませんでした。ところがタムロンは望遠レンズの開発と生産に注力し、これが成功を収めるのです。今でもタムロンのレンズは純正品と互角の品質ながら、低価格を実現しているので人気です」
(中略)

タムロンは《創業の精神》として《世界光学工業界のトップをめざして、堅実に前進》と掲げている。ところが、今回、明らかになった不祥事は、およそ《堅実》という言葉からは遠いものだった。まずは共同通信の報道からご紹介しよう。

タムロンは2日、鰺坂司郎前社長と、鰺坂氏の前任の小野守男元社長が、単独や女性を伴った飲食で、計1億6000万円を超える会社の経費を私的流用していたことが判明したと発表した。内訳は鰺坂氏が3000万円超、小野氏は1億3000万円超に達したという。

(中略)
共同通信は見出しで「女性と私的飲食」と報じた。ということは、1億円を超える巨費が女性に投じられたのか。そもそも2社長はどんな人物なのか。そして、女性とは何者なのか──?

(以下略)

引用元 レンズメーカー「タムロン」歴代2社長が巨額の私的流用 69歳「前社長」が海外出張にも同伴させた女性「S」の正体(全文) | デイリー新潮 (dailyshincho.jp)


製品に愛着を寄せるものとして、腹立たしく、寂しい限りです。(最近ではPENTAXマウントのレンズから全く撤退している様子で、愛着にも陰りが生じているのですが・・・)


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ピントが合えば超望遠レンズとして有能ですが、E-520のファインダーを覗きながら、マニュアルでのピント合わせをするのは、至難の業です。


ですので、昨日は、E-520にZUIKODEGITAL 70-300mmをつけました。とても古いレンズで、中古で購入し手から、使用中に落下やその他で鏡筒にひび割れやガタツキが生じているおんぼろレンズですが、この写りを見ると手放せません。


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ヒドリガモとオナガガモの姿が多いのですが、オオバンも混じっています。


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最広角側が70mmですが、様々な望遠域での撮影が手軽にできます。


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まだ朝が早く、日差しも乏しいので寒いのでしょうか?岸辺で丸くなって眠っている鳥が多いようです。


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ヒドリガモの群れに交じって、こんなおしゃれな個体がいます。


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アメリカヒドリでしょうか?


今日はここまで。


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